「一本好書」第七期
『未来簡史(ホモ・デウス:テクノロジーとサピエンスの未来)』(原著/ユヴァル・ノア・ハラリ)
第四期『人類簡史(サピエンス全史)』の続編に当たる。前作が生物の進化と人類の歴史を描いていたのに対してこちらはこれからの時代、人類の向かう先をテーマにしており、古典SFの世界のようなサイエンスと哲学、 倫理学あたりを絡めていてとても興味深いものだった。半世紀ほど前から古典SFが描いていた「コンピュータが人間を支配する」世界が決して物語ではなくなってきた現在に改めて警鐘を鳴らす。
案内人は引き続き王自健。本っ当にわかりやすいなぁこの人の解説。調べてみたらこの人本業は相声演員…つまり日本でいう所の落語家さん!道理で!!
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