「猟毒人」第二十八集

呂云鵬の元に喬立偉、魏海、江伊楠が面会にやってくる。立偉は802作戦の概略を説明し云鵬に協力を要請する。まずはパゴダの信頼を得て、警察から手を回して釈放させる。そして伊楠に引き合わせ、彼女と共に緬川へと逃亡させる…。伊楠が一人で楚門会へ潜入すると知り云鵬はとんでもないと猛反対する。だが立偉はこれは我々警察の上が決めた計画であり、一般人である云鵬が意見を言って変わるものではないとなだめる。これは協力依頼だ、パゴダの信頼を得て伊楠を引き合わせる、これが云鵬に頼む最後の仕事だ。


云鵬はパゴダにもうすぐここを出ることになると告げる。恋人が敏腕弁護士でうまく取り計らってくれるからだ。だがパゴダはそうかと言っただけで、代わりにユーレイの手下の男が自分もその女に"弁護"してもらいたいと食いついてきた。

云鵬は伊楠に連絡しユーレイの手下を先に釈放させた。パゴダはさすがに驚いたようでいくらで請け負ったんだと訊いてきた。いい商売してやがる、と。云鵬はこういう取引を好きでやってるわけではなく、本当に好きなのは化学の実験なんだと答える。化学…それは"厨子"としてのスキルでもあるなとパゴダは言う。云鵬はその単語はここでは使わない方がいい、だから俺は"化学実験"と呼んでいるんだと答える。


魏海はユーレイを同じ拘置所へと連れてきてわざとパゴダの姿を見せる。ユーレイは真っ青になる。魏海がユーレイのしたことをパゴダに伝えたら、彼が釈放された後必ず楚門会から家族もろとも消される、完全にハメられたと知る。

一方のパゴダも、ユーレイが捕まっていると知り彼の口から自分の正体が割れるのではないかと焦り出す。緬川へ連絡し早く弁護士をよこすよう催促するが、弁護士は空港で入国拒否に遭っているらしい。パゴダはいよいよ呂云鵬に、恋人の弁護士の力でここから出してほしいと頼んできた。

パゴダの容疑が銃所持と殺人と聞いて云鵬は、難しいがまずは弁護士に会わせるのでカネもその時に相談しようと答える。


江伊楠は徐麗という名でパゴダの前に現れる。パゴダはカネならいくらでも出すと言う。伊楠は偽の証拠を造り上げるしかないわねとぶつくさ文句を言いながら請け負う。これでパゴダを釈放し、その後伊楠の偽証罪が発覚し追われる事になり、共に緬川へ逃げようと持ち掛けるという筋書きだ。

月日が流れパゴダが出所する。先に出所していた呂云鵬は彼を隠れ家へと案内する。すぐに伊楠がやってきて支払いをしてもらおうと迫った。パゴダは、明山には少額しか持って来ていないが緬川に戻ればいくらでも出せるので信じて来てほしいと言う。

 * * * * * 

ふむ…まずは緬川まで行かないと話が始まらなさそうだな。パゴダは意外と小物のまま終わりそう。そしてオープニングで存在感を醸し出している謎の美女がいよいよ登場する気配。楚門会のアネゴなのか。

Chaoyang's Ownd

主にメモ書きです。 アメブロ→https://ameblo.jp/somethinglong/

0コメント

  • 1000 / 1000