「猟毒人」第十二集

魏海は呂云鵬との約束もあり江伊楠には内緒でサソリを追おうとするのだが伊楠はぐいぐい追求してくるのでしどろもどろになる。とりあえず昨夜のクラブにいた趙文娜がサソリの女で、さしあたり彼女を見張ると説明する。

陳童がスーパーで買い物する趙文娜にこっそり近づきカバンに盗聴器を仕掛けた。自宅へ戻った文娜がサソリと思われる男と話している内容が聴こえる。文娜が王鵬という男が裏業界に参入しようとしているようだと言うと、サソリは連絡をとってみろと言う。


呂云鵬は文娜の部屋の前に監視カメラを付け直したが、やはり予想通り彼女の部屋にサソリがいた。すばらくすると文娜から電話が。「このあいだの話、覚えてる?"凄いお友達"を紹介したいんだけどなァ。」

云鵬は"商売"の話になるなら電話では不用心なので会おうと約束を取り付けた。

その夜、魏海は江伊楠には内緒で呂云鵬と趙毅を呼び、文娜とサソリの会話の盗聴内容を聞かせる。サソリが言う「ユーレイのアニキが帰って来た」とは誰の事かと魏海に問うと、それはかつて明山で一大勢力を誇っていた伝説級の密売人だと言う。ある時を境に消息が途絶えたが魏海らがずっと追っていた大物で、サソリもかつて彼の手下だったことがある。彼が帰って来たということには何か意味があるのかもしれない…。話を聞いた呂云鵬は改めて魏海に協力しようと言い、懐から兄・呂云飛が最後に残したあの伝票を取り出して渡した。


魏海が出勤すると皆どこかへ出動する準備をしている。九本指に動きがあったのか?問う魏海に皆はサソリを捕まえに行くと答える。上司の喬立偉から直接命令が出たと言うのだ。実は昨夜魏海が呂云鵬に会っていたのを密かに見ていた江伊楠が、彼が云鵬を利用してサソリをおびき出そうとしていると立偉に言いつけたのだ。魏海はこちらにはこちらの計画があるんだと主張する。サソリがユーレイと接触を試みようとしている、今サソリを捕まえてしまえばユーレイの消息は再び闇に消えてしまう!しかし立偉は一般人である呂云鵬を巻き込むような手段は断じて許されないと叱りつける。魏海はしぶしぶ命令に従いそして云鵬から預かった伝票も立偉に託すのだった。


趙文娜の部屋を、それぞれ住人や作業員に扮した警察隊が見張り魏海の突入の合図を待つ。部屋から文娜が出て来てどこかへ出かけた。今室内にはサソリだけがいるはずだ…。

サソリはまだベッドに寝転がっていたが、スマホにユーレイからメッセージが届いた。「金三角がお前を始末に行くぞ、早くしろ」サソリは飛び起き銃を手に窓から様子を窺う…。


集合住宅の一室から火の手が上がった。住人は慌てふためいて逃げ出す。その中に女装し布で口を覆って逃げるサソリの姿があった。そのサソリの前に黒い車が止まる。「乗れ!」サソリは一瞬ためらったが車に乗り込んだ。

お前は何者だ?サソリは運転手の男に拳銃をつきつけるが、男はひるむ様子も見せず彼の事をサソリさんと呼ぶ。呉氏商会の手下か…。


火事が起こったと知って呂云鵬は急ぎ文娜の部屋へ向かうがまさにそこが出火元だった。やはりかけつけていた魏海と江伊楠に会った。呂云鵬は魏海を睨みつけると無言で去っていく。

伊楠は云鵬の元へ行き、今回の作戦は自分が言い出したことで魏海があなたを騙したわけではないと告げる。だが云鵬はいつもいつもお前達が俺の計画を台無しにすると怒りを収める気配はない。伊楠はどんな事をしようともあなたの勝手だけど、あなたを危険な目に遭わせることはできないと目に涙を浮かべる。趙毅が、二人の言い分はどちらも分かるし彼女は妨害しようとしたのではなく云鵬の事を心底心配してるからじゃないかと取りなそうとしたが云鵬は無視する。

意気消沈する伊楠にさすがに魏海も今回は運が悪かったんだとなぐさめの言葉をかけるのだった。


呂夢瑶は呉新河を家に招き手料理をふるまう。新河はおいしいと喜んでくれた。新河は最近明山の友人から精神病に詳しい医者がいると教えられたと告げる。そして明山へ行ってお母さんのために薬を買ってきてあげようと言うので、夢瑶は自分も一緒に行くと言う。


サソリを助けた運転手の男は隠れ家まで用意していた。呉氏商会の目的は何だ?サソリは男に問うが、男は自分で直接訊いてみなと言い携帯を手渡す。サソリはその番号にかける。「もしもし?」

「やあ、サソリさん。」その電話の主は、呉新河なのであった…。

 * * * * * 

呉新河もイケメン枠なのかなぁ?にしては歳が行きすぎてる気がする。

中国ドラマって若い女の子×中年男性の恋愛が多いよなぁ。若い男の子はやっぱり頼りないみたいなイメージがあるのかな。

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