「猟毒人」第十一集

呂云鵬は地道に飲料水の販売で各戸を回る。その間監視カメラを見張っている趙毅から、坊主頭の男がゴミステーションに向かって歩いて行ったと連絡が。急いで向かう。石を手に近づくが、顔を上げたその男はサソリではなかった。 意気消沈して売店でコーラを買う。と、キャップを被った男から煙草の火を貸してくれと言われた。その顔をみて云鵬は凍り付く。サソリだ…!しかし必死に何気ないふりをしてライターを手渡した。それを受け取る手首の上には刺青が見えている、間違いない…!

サソリはありがとうと言ってライターを返し去っていった。云鵬はその後をつける。サソリはある集合住宅へ入っていく。奴を殴り殺す!云鵬は道端の石をつかむ。だがサソリはすでに尾行に気づいており壁の向こうで銃を手に待ち構えているのだった。云鵬が石を手に壁を曲がろうとしたその時、男が後ろから云鵬を抱えるようにして連れ去って行った。急に人の気配がなくなり誰もいないのを確認したサソリは去っていく。


呂云鵬を制止したのは魏海の命令で彼を見張っていた警察だった。云鵬は魏海の元へ連れていかれる。魏海は重ねて、勝手に行動されるとお前を守るために人を割かねばならず迷惑だと言う。そして、サソリを追うという目的は同じなのだからこの際協力しようともちかける。江伊楠は反対するだろうから彼女には内緒でだ。


云鵬は監視カメラに映る一人の女を見て思い出した。この女の部屋へ水を運んだ際に水をこぼしてしまった、その時机に置かれていた煙草、そしてサソリが売店で買っていた煙草の銘柄が同じだった…この女はサソリと関係があるのでは?女の後を追う。女はタクシーでとあるクラブへ行った。

云鵬は魏海に伝え、一旦戻り服装を整えてからクラブへと向かう。あの女は文娜と言い、ここのクラブのホステスらしい。云鵬は彼女を指名する。

その頃魏海から呼び出された江伊楠は自らクラブへ入って様子をうかがうことに。云鵬は女を呼んで楽しそうに飲んでいるように見える。と、云鵬の席にいかつい男らがやってきて趙毅を追い払う。文娜はボスらしい男に親しげに文哥(文のアニキ)と呼ぶが、文哥は文娜も追い払い云鵬の横に座る。「お前は王社長だろう?キジと接触していた…」云鵬は背筋が凍る。どちらだ…キジの手下か否か…しかし…。云鵬は沈黙ののちに意を決して答える「そうだ。」

「そうか!」文哥は云鵬の膝を叩き笑みを浮かべ、王社長のような羽振りのいい御仁に是非とも会いたかったんだと親し気に話すのだった。

文哥が去った後文娜はお手洗いに行ってくると言って席を立つ。その後をこっそりつけるとグレーのコートの男と何やら話した後、その男は店を出て行こうとする。その後を追おうとした所に突然江伊楠が現れて遮られた。云鵬は男子トイレへ入り、魏海に電話してなんで伊楠がいるんだと文句を言う。そしてたった今店から出て行ったグレーのコートの男が九本指に間違いないと伝える。魏海は伊楠を呼び戻し急いで九本指の後を追う。

席に戻った云鵬は文娜に今後もぜひとも仲良くしたいと言い、文娜もあなたにその気があれば"もっと凄いお友達"を紹介できるわと言って電話番号を交換した。


呂云鵬はクラブ内部の様子を撮った写真を魏海に送り、九本指を逃がすことのないよう見張るように、そしてサソリが文娜を介して金を回しているに違いないと告げる。魏海は直ぐに文娜の身辺を調べさせる。

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于和偉はきちんとした格好してるとめちゃくちゃカッコイイなぁ!シビレるぅ!きちんとしてなくてもそこそこカッコイイけどね。

Chaoyang's Ownd

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