「猟毒人」第九集

急ぎ呂云鵬を保護しようとする江伊楠を制止し、魏海はまずその伝票を調べる必要があると言う。呂云飛が残したのは一体何なのか…。

魏海は趙毅に云鵬の伝票を盗んで来いと命じる。云鵬の留守に彼の衣服や荷物を漁るが、戻って来た云鵬に見つかり適当にごまかして去っていく。やはり奴は信用できないと云鵬は荷物を移動させる。


濱江の病院では李玫が幻聴の発作を起こして暴れ出し病室を飛び出ていく。呂夢瑶は母を押さえつけようとするが跳ね飛ばされた。そこへ通りがかりの男性が手助けしてくれなんとか母を病室へと戻すことができた。男性は入院している父を見舞いに来たそうで、同じく病気の親を持つ身としてできることがあれば言ってくれと親切に申し出てくれた。病院の職員となって李玫・呂夢瑶の親子を見守っている警察官の孫穎はその様子を見て念のためその男性・呉氏について調べるが、親孝行な普通の息子のようだった。


魏海に問い詰められて趙毅は家の中の隅から隅まで探したけど伝票は見つからなかったと答える。しかし魏海は納得せず現物を持ってこられないなら写真を撮ってこいと新しいスマホを与えた。趙毅は夜中に起き出して呂云鵬の荷物を探る。俺だったら本当に大切なものはパンツの中に隠す…!そう考え云鵬の下着をひっくり返して見てみるが、云鵬が起きてしまい見つかった。趙毅は新しいスマホを買ったので写真の試し撮りをしてただけだとごまかす。云鵬はうろんな目で、お前は同性愛者なのかと尋ねる。なんで俺のパンツの写真を撮ろうとしてたんだ?云鵬のとんだ誤解に趙毅はありえないと抗弁しベッドに戻る。その様子を見て云鵬はため息をつき、そして穿いているズボンの中に伝票があることを確認した。やっぱりこいつを探しているっていうのか…。


母の精神状態はまったく改善の傾向がなく、娘である自分をも認識せずただひたすら父に電話をかけている…この現実がつらくなり呂夢瑶は母に当たり散らして病室を飛び出した。そして父に電話をかけるが繋がらない。江伊楠にもかけるが彼女は丁度出動中で電話がとれなかった。どうして誰も出てくれないの!夢瑶は泣き叫び、そして日頃の心労がたたって倒れてしまった。

目覚めるとそこは病室。あの親切な呉氏がリンゴをむいてくれていた。呉は看病疲れは僕にもよくわかると優しく微笑む。


趙毅はやっと小六を発見し半日追いかけ続けやっとのことで追い詰め呂云鵬に連絡する。小六は出所してから別の奴に殺されそうになって逃げていたと言い訳をする。呂云鵬は早くサソリの居場所を言えと札束を渡す。小六は、サソリは常に移動していて決まった所にはいないが、よく玉石毛工場に出入りしていると告げる。

呂云鵬は玉石毛工場へ行くが門番からアポがなければ入れられないと門前払いを食らってしまった。仕方なく門の前でひたすら待つ。


魏海はサソリと取引をしていた男を捕まえた。男からサソリは馬猴と呼ばれる男の所にいるらしいと聞き出す。馬猴は魏海の昔なじみでもあった。すぐに馬猴を捕らえその家を捜索するが中には誰もいなかった。馬猴にサソリから連絡があったのではないかと問うと、そういえば昨夜サソリが電話で「あのブツはまだそこにあるか?」と訊いてきたと言う。ブツとはどんなものかと問うと、はっきり覚えていないがそれは確かクーラーボックスに入っていると答えた。


うとうととしかけていた呂云鵬だが坊主頭の男が通り過ぎていくのを目にした。サソリかもしれない…云鵬は後を付ける。

 * * * * * 

男に下着を漁られる呂云鵬。黒のボクサーパンツですか。

珍しくコメディタッチな演出。

Chaoyang's Ownd

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