「猟毒人」第五集

郊外の空きガレージに見るからに堅気でない男らが集っているのが見える。呂云鵬は体に爆発物を巻きつけリモコンを片手に様子を窺う。心配してやっぱり止めた方がいいと制止する趙毅を追い払い、ガレージへと入って行った。

一方、魏海ら警察隊は離れた所からガレージ入口を監視していた。一人の黒いジャケットの男が入っていく…あれが九本指か?

やって来た呂云鵬に男らは眉をひそめ皆で取り囲む。呂云鵬は今日サソリは来るのかと問い、体に巻き付けた爆発物を見せつける。男らは後ずさりする。さらに追求するが、背後に回った男が云鵬を殴りつけ云鵬は気絶。遠くから様子を見ていた江伊楠はそれが呂云鵬だと分かりすぐに警察隊を突入させた。伊楠は云鵬の体の爆弾を外そうとするが爆弾のカウンターは無慈悲にもその数字を減らしていく…警察隊もヤクザの男らも皆爆発すると恐れて逃げ出した。そしてとうとう数字がゼロに。だが爆発は起きず無機質な音楽が鳴り響くだけだった。間もなく云鵬は目を覚ますが伊楠は怒りに震え彼を殴りつけ、云鵬はまた気を失った…。


次に目覚めた時には病室にいた。窓辺に江伊楠の姿が見え、呂云鵬は寝たふりをする。

魏海がやってきて、もう少しでサソリを捕まえられそうだったのにと云鵬に怒りをぶつける。その彼を病室から追い出し、伊楠は眠った様子の云鵬に「死んだ人の仇よりも、生きてる人の心配をしたらどうなの?」とスマホで呂夢瑶が母の看病をする動画を見せつける。さすがに寝たふりを続けられなくなり目を開けた云鵬は「何か食うものを持ってきてくれ」と言うのだった。伊楠はまだ怒りを堪えながら食べ物を買いに行く。が、ふと嫌な予感がして急いで病室へ戻る。するとベッドから呂云鵬の姿は忽然と消えていた…。


呂云鵬は趙毅を探して廃ビルへ。のこのこやって来た趙毅につかみかかる「俺の爆弾をどこにやった!」実は趙毅は云鵬が自爆殺人をするのを恐れてこっそりすり替え、本物の爆弾は河へ捨ててしまったのだった。逆上した云鵬は殺してやる、と趙毅の首にロープを巻き付けようとする。そこへ江伊楠が現れたため云鵬は逃げ出した。

伊楠を撒いてホテルへと戻る。後を追って来た趙毅は二度と裏切らないと謝り、もっと慎重にサソリの居場所を掴んだほうが良いと提案する。明山の裏社会には"キジ"と呼ばれる仲介人がおり広い人脈を持っている、彼ならサソリの居場所を知っているかもしれない。

趙毅は云鵬を連れてキジの屋敷へ。だが趙毅はキジの元でも仲間を裏切ったことがあり、その仲間が脚を失う大怪我を負ったことからキジは趙毅に落とし前をつけろと迫る。云鵬が自分がそいつの治療費を払おうと申し出た。

呂云鵬がキジにサソリを知っているかと問うとキジは顔色を変える。そしてサソリの事はよく知らないし私はクスリの仲介人であって殺人の手助けは一切しないと返された。


キジは明山の警察の間では有名な麻薬密売人として知られており日頃からマークされていた。そのため趙毅と呂云鵬がキジの元を訪れたことはすぐに魏海に報された。彼らの動向を見張りサソリと接触する時を待ち、そして一網打尽にする!部下らは名案だと拍手するが、陳童はきっと伊楠ねえさんが黙ってないよと茶化す。魏海もそれはわかっていた、なのでこれは伊楠には秘密にしておくというのだ。

呂云鵬はキジの麻薬を高額で買い取り、明山の裏社会界隈ではすぐに王鵬(呂云鵬の偽名)の名は知れ渡った。呂云鵬は名を売ることでサソリが接触してくることを期待しているのだろうと魏海は推測する。

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于和偉はこうやって大物ヤクザ相手に悠然と笑みを浮かべてるような役が死ぬほど似合うなぁ!!格好良すぎ!!(´Д`)

Chaoyang's Ownd

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