胡軍の城攻めが始まった。激しい投石攻撃にさらされる。その時後方にのろしが挙がる。援軍が近づいている!しかし胡軍はひるむことなく攻撃を仕掛けて来る。劉平は自ら兵を率いて出撃した。(おいおい…もうこの戦いアカンすぎる。戦術皆無、ど素人が指揮を執るとこうなるのか?あまりにヒドいのでツッコませて…。)善戦するも胡軍に取り囲まれてしまう。そこへ司馬懿の軍が駆け付けた。(そりゃドラマ的にそうなるだろうけど本当ヒドいこの戦い。ふざけてるにも程がある。)胡軍は撤退を始める。曹丕の兵(ってお前は援軍に行くなって反対してたのに何で来たの?)が到着し後を追う。胡軍と戦う兵の中に潘揚の姿を見つけた曹丕は混乱に乗じて口封じのため刺殺する。そして胡軍の頭を殺し胡軍を投降させた。
胡軍の捕虜は、袁紹の配下であったとある高官から盧竜城の情報が伝えられたと吐いた。劉平は二度と戦をしかけてこないことを誓わせ彼らを全員解放した。
劉平は司馬懿を郭嘉の墓へと連れていく。郭嘉は皇帝と曹操が協力して長いこの戦乱の世を終わらせることを望んでいたと話す。いくらお前が協力しようと思っていても向こうはそうは思わないだろうと司馬懿は言う。劉平はこう考えていた、まずは戦争を終わらせること、世の人々が傷つかないようにすること。その後の皇帝の座を争う戦いも負けるつもりはない。曹操はもう高齢だ、後継の曹丕は自分と心を交わしている。しかし司馬懿は曹丕を簡単に信用してはならないと警告する。
実は兵を率いてきた司馬懿はこの機に乗じて曹操と戦うつもりだった。盧竜は自ら先頭に立って戦った皇帝の威光はこれ以上になく高まっている。曹操の子女を殺して檄を飛ばせば皆必ず漢皇家についてくる!
勝利の宴の席で曹植は詩を詠み曹丕は剣舞を舞い曹節が琵琶を弾く。劉平は皆で勝利を勝ち取った喜びに浸っていたが、屋敷の周りには司馬懿の命を受けた兵士が潜伏しその合図を今か今かと待っていた…。彼の謀を事前に知ってしまった皇后は顔色が冴えない。皇后は気分が悪いと言い劉平は彼女に付き添って退室する。
曹丕は司馬懿に酒を注ぎ改めて自分の参謀になってほしいと頼むが、司馬懿は今はそのような話は置いておこうと躱す。そしてゆっくり立ち上がると、やにわに杯を床に叩きつけた。皆が一斉に振り向く。…だがやって来たのは一人だけ、劉平だった。皇后から話を聞きすぐに兵を引かせ何事もなかったかのように戻って来たのだった。
司馬懿は劉平を別室に連れ出し思い切り殴る。だが劉平は共に戦った仲間を殺すのは許さないと一歩も引かない。ここで今彼らを殺せば曹操と同じではないか!司馬懿は言う、ここは戦場だ、天下は救うものではなく平定するものだと。お前は必ず後悔することになる、そう突きつけて司馬懿は出て行った。
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いやーとってもドラマらしい展開に笑った。ツッコミ所満載。
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