任紅昌から郭嘉の四文字を聞いた劉平は郭嘉を召喚する。楊平は袁紹との交渉役に出したがそこで殺されたのだと告げるが、郭嘉はそんな答えで曹操は納得しないと呆れる。
袁紹の残党を刈るため曹操は烏桓へ出征することに。しかし司馬家からの返事も陛下と同じ「楊平は官渡で死んだ」。それを聞いた曹操は「烏桓へ行く前に心配事は無くしておかねばなぁ。」と郭嘉に言う。司馬家を消せという意味だ。
郭嘉はこの仕事を満寵に任せる。そして楊修を連れて行くといいと勧める。彼は喜んで付いて行くだろうと…。
曹操の命で司馬家を潰す…話を聞かされた徐福はきっと楊太尉が反対すると楊修を止めるが、楊修は今消しておかないとこの陰謀に楊家が関わっていることに曹操が気づいてしまうと言う。できるだけ早く切り捨ててしまった方がいい…。
満寵の兵が司馬府を取り囲む。司馬防と共に出てきたのは楊彪。楊彪は楊修に馬鹿な真似はするなと制止するが満寵は上の命令であると問答無用で突撃を命じる。両者激しい戦いが繰り広げられるが、楊彪が目くばせすると徐福が突然満寵の首に剣を突きつけた。徐福にとって楊彪は恩人、恩人の命には逆らえない。だが満寵は己の命など人質にとっても無駄だと言う。人質は殺せ、それが曹操のやり方だからだ。司馬懿は一日待てと言う。一日以内に必ず陛下から兵を引くよう命令が下るからと。
劉平は鄴城から逃げてきた書生らの署名を元に、曹操が出征中に河北で反乱を起こされたくなかったら司馬家襲撃をやめろと郭嘉に逼る。ならばご自身で曹操に頼みに行かれればよいと郭嘉は流すが、劉平は臣下であれば世の元へ馳せ参じよと突きつける。
郭嘉が曹操に報せに行く。あの小僧がそんなことを言うのか…どうも、以前とはまるで別人のようではないか?曹丕がやってきて、司馬懿は命の恩人なのでどうか助けてほしいと土下座する。曹操は奴が何故お前を救ったのかその理由を考えろと冷たく突き放す。父に駆け寄ろうとする曹丕を郭嘉が押しとどめ、その時密かに彼の手の中に文を滑り込ませた…。
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曹操は期待通りの正統派キャラだな。郭嘉みたいにおかしなことにはなってない。
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