「三国機密」第二十八集

劉平は崔琰に協力してもらい書生らに衛兵の服を着せる。そして城門へ行き今しがた5名ほどの怪しい男女を見なかったかと門衛に問う。門衛は確かに彼らを通したがちゃんと証印を持っていたと答える。その証印が偽物であり今すぐ彼らを捕まえに行くといって門を開けさせた。

首尾よく書生らを連れて脱出した劉平に、盧毓が「陛下」と呼んで膝をつき拝礼する。皆は自分たちを救ってくれたのが皇帝だと知り一斉に膝をつく。劉平は伏寿を無事許都まで送り届けるようにと頼み、自らは官渡へと向かう。


曹操陣営にたどり着いた曹丕と司馬懿。ちょうど曹操は不在で彼の代わりに四男の曹植が司空の仕事をこなしていた。曹植は兄との思わぬ再会に喜ぶ。だが司馬懿は曹丕のその微妙な表情に勘付いていた。曹植は曹操のお気に入りの息子、自らの仕事を任せるまでだ、最も後継者に近いのだろう。そしてその弟に対して曹丕は嫉妬しているはず…。

司馬懿は曹丕にここで得点を稼いで父上の評価を高めるべきだと唆す。曹丕は司馬懿の策でひそかに糧食を土にすり替え、それを糧食官の仕業だと言い出す。糧食を管轄するのは曹植だ。騒ぎを聞いた郭嘉は担当の糧食官に斬首を命じるが、曹丕に向かって「自重なさるように。」と告げるのだった。

司馬懿が陣営にやってきたと聞いて楊修が彼の元を訪れる。鄴城でひと暴れした後に今度は曹操の元へ自ら飛び込んでくるとは何を考えている?しかも曹丕の手伝いをしているようだが?問う楊修に司馬懿はあくまで陛下のために動いていると言い、楊修と共に戦っている張綉を利用させてくれと頼む。そこへ郭嘉から司馬懿宛てに挨拶の品が届けられた。箱を開けると兵士の生首が。処刑された糧食官だった…。


袁紹陣営にやってきた劉平だが綉衣使者を名乗るも投獄され放置された。袁紹は皇帝の使者に対しこのような待遇をするのか…。

何日かしてやっと蜚先生が現れ、袁紹に会わせてやろうと言う。

劉平は袁紹に面会するが、袁紹は綉衣使者に対し敬意のかけらも見せず、既に衣帯紹を持っている以上使者など無用だと処刑を命じる。劉平は処刑されてもかまわないが執行人に潘揚を指名したいと申し出た。

 * * * * * 

ここまで近づいているのにまだ曹操がワンシーンすら出てこないって…!どれだけ焦らすの。

郭嘉もけっこうしぶといね…。

Chaoyang's Ownd

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