曹丕が許攸に会おうとしたのは宛城の真相を知るためだった。張綉が曹操を裏切りその長男らを殺した事件。許攸はあの事件は張綉ではなく別の人物から提案された策だったと明かす。それは誰なのか…その時審栄が兵を連れて乗り込んできた。連行される曹丕。その途中で劉平に会う。審栄はお前の従者が証印を偽造したのだと勝ち誇る。劉平はその場で曹丕を何度も平手打つ。だが審栄が目を離しているその隙に曹丕は劉平の袂に証印を滑り込ませた。
曹丕は尋問部屋に拘束され、司馬懿は人払いする。やはりこれも彼の計画の内だったのか、安堵する曹丕に司馬懿は刃物をその喉元に突きつける。劉平は殺すなと言うが俺にお前を殺さない理由はない…。しかし司馬懿は刃物を放しそのまま去って行った。
拘置所の前には多くの書生らが集まり不当逮捕だと声をあげている。司馬懿が出て来て、騒ぎ続けるならお前らも皆一掃してやると言い衛兵が彼らをぐるりと取り囲む。その時劉平が物陰から矢を放つ。矢は司馬懿の胸に突き刺さった。書生らは皆驚いて逃げまどう。
司馬懿は衛兵に抱えられ拘置所の中へ。そこで衛兵らをなぎ倒す。胸に刺さった矢の下には令牌が仕込んであり無傷だったのだ。そこで脱出を果たした唐瑛と合流を果たす。伏寿らの牢を開け、あとは逃げて劉平と合流するだけだ。その時潘揚がやって来たという声が聞こえる。唐瑛はすぐに皆を牢に押し戻す。「あなた達を絶対に逃がしてみせる」そう言って声のする方へと向かっていった…。
拘置所から唐瑛だけが出てきた。その後を潘揚が追っていく。不審に思いながらも劉平は拘置所へ。伏寿らの牢を開ける。そして唐瑛が潘揚を引き付けるために自ら囮となって出て行ったと知る。彼女のためにもすぐに逃げようと言う司馬懿に劉平は曹丕を助けに行くと言い出す。この期に及んで曹操の息子を心配する気かと劉平の胸倉をつかむ。それでも劉平は、行動を共にし助け合って来た人間を見放すことはできないと言うのだった。お前はいつかその仁慈の心のために奴に殺されるぞ!司馬懿は劉平を睨みつけながら鍵を手渡す。
任紅昌と呂氏は礼を言って去って行った。劉平らは証印を見せて城門を出る。だが劉平は鄴城に軟禁状態となっている書生らを放っておけないと単身戻ると言い出した。司馬懿に曹丕を連れて曹操の元へ下るよう頼む。唐瑛を救うため曹操軍に動いてもらう必要がある…。
* * * * *
ハイ??なんかあまりにムチャクチャじゃね?鄴城に来てからというものなぜそうする?なぜそうなる?ってツッコミ所満載。
甄宓が芝居が下手すぎて意味わからん。この甄宓とこの曹丕の組み合わせって大根すぎてやばい。
0コメント