曹操の軍師として名高い郭嘉がやって来たと聞いて劉平は身構えて待つが、彼は司空府へ来て一番に曹操の妻・卞夫人に挨拶に行ったようだ。やはり皇帝など彼にとっては二の次三の次か…。
卞夫人は郭嘉に会ってすっかり機嫌を直し満寵を復職させた。満寵は 男泣きして郭嘉に礼を言う。郭嘉は次に曹丕を見舞い、そしてのんびりと朝堂へと向かう。途中で近衛兵として働く楊修に会った。楊修は都に戻って来たばかりの郭嘉が既に相当の情報を得て自分を疑っていることを知るがおくびにも出さず世間話で片づける。
陛下に拝謁した郭嘉は、都でいろいろと事件が起こっているようなので近衛兵に楊修のような貴族ではなくもっと武術に長けた者をつけるべきだと進言する。裏で耳をそばだてている皇后はしまったと呟く。スパイをつける気だ、しかしこれは断れない…。劉平はもっともだと答え了承する。そういえば、とさらに言葉を続ける「天子たるもの常に学び続けるべきだと言う。郭祭酒に私の教師になってもらいたい。」
郭嘉が去るとすぐさま皇后と楊修がやってきた。郭嘉を近く置けば身動きできず危険だと二人は言うが、劉平は疑われているからこそ何も知らないふりをして従順にして見せなければならないと言う。どうせ郭嘉は数日間しか都に滞在しない…。
郭嘉が帰って来たと聞いた司馬懿は傷をおして都を出ることに。荀彧には実家の父が倒れたと言って辞職し急ぎ城門を出る。ほっとしたのも束の間、馬車が止められる。そこには郭嘉と満寵の姿が。
郭嘉は楊俊が襲われ楊平が殺された事件で山賊を捕らえたのでその取り調べのために楊平の似顔絵を描いてくれと司馬懿に筆と紙を渡す…。
司馬懿の描いた似顔絵を見て郭嘉は笑って投げ捨てた。似顔絵を描かせたのは司馬懿の反応を見るためだ。事件は宮殿の火事と楊平の死、ここから始まっている。どちらも身元がはっきりしない遺体が。彼らは何者でどこへ消えたのか、そして楊平はどこへ行ったのか…。
満寵は楊俊の元を訪れ事件の捜査のために楊平の似顔絵を描いてくれと紙を渡す。司馬懿から連絡を受けた唐王妃が直前に届けた似顔絵を見て楊俊は似たような顔を描く。
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郭嘉、はいイケメン。出てきた時は唖然としたけど大丈夫まともな人だったw
まああれだけ煽っておいて変人キャラは勘弁してほしいわ。どうせ永くないだろうし。
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