「虎嘯龍吟」第十一集

魏帝の郭太后への私怨は仲達一人で抑えられるものではない、だが陳群でも難しい、もう一人の補臣、曹真の協力を得るしか…だがどうやって彼を動かす?すると柏氏が言う、その鍵は蜀にあります。

仲達は大将軍府を訪れる。曹真と昔話などをして飲み交わし、そして本題を切り出す。郭太后が処刑されれば陛下は母殺しの汚名を着る事になるため、止めるために一緒に陛下に会いに行こうと。曹真は一笑する。それが私にとって何の益になるのだ。仲達は言う、もし諸葛亮がまた三郡へ攻めてきたら、陛下が討伐を命じるのは貴方ですかね、それともわたしでしょうか。仲達はもし今回の願いを聞き入れてくれたら都を離れると告げる。そうすれば貴方の心配事はなくなるでしょう、と。

曹真は唖然とし、そしてニヤリとして酒壺を手に取る「さあ、お前への餞別だ、乾杯しよう。」


仲達と曹真そして陳群は揃って魏帝に面会を申し入れる。が、仲達は酒臭い…大丈夫なのか?陳群は不安だ。

魏帝に仲達と陳群は、郭太后の処刑は民心を動揺させるので止めるべきだと諫言する。と、曹真も彼らの意見に同意すると言い陳群は耳を疑い辟邪は眼を剥く。補臣が三人揃って命を懸けて諫めると平伏し、魏帝は苛立ちながらも負けを認めるといって太后の釈放を命じた。仲達がさらにお願いがあると言い出し魏帝は図々しいと立腹するが、仲達は都を離れ宛城に赴任したいと言う。(※かなりの降格のようだ。)


またもや補臣にいいように操られたと荒れる魏帝。辟邪は彼らもいずれ老いて何の力もなくなる、その時まで辛抱するようにと必死になだめる。


諸葛亮に子が生まれ、瞻と名付けられた。そこへ司馬懿から手紙が届いたとの報せ。手紙は諸葛亮に婉曲にだが喧嘩を売るような内容だ、早く攻めてこなければお前は老いてしまうぞと。仲間らは憤るが、諸葛亮は彼の言い分は確かに一理あると、すぐに糧秣と兵器の量を調べるよう命じる。


諸葛亮が30万の大軍を準備していると聞いた魏帝。曹真は自分が兵を率い蜀軍の糧路を断つと志願し、目をかけている護衛の王双を先鋒にと推薦する。と、陳群は司馬懿の軍も合流させるべきだと提じる。相手は奇策を用いる諸葛亮、謀略の士を用いなければ勝てない。曹真は自分をけなしているのかと睨むが、魏帝は確かに諸葛亮との戦いは武力だけでは勝てないと言う。魏帝は曹真に現在空席の大司馬の爵位を与えるので(注:大将軍と大司馬の兼任)司馬懿と一緒に戦ってくれと頼む。


宛城の仲達の元に聖旨が届く。5万の兵を率いて長安へ向かい曹真らと合流せよと。

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曹真そろそろやばい気がする。でも負けないで!

Chaoyang's Ownd

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