「軍師連盟」第二集

曹操暗殺が失敗したと知った献帝は逃亡しようとするが妃の董貴人が止める。父・董承はもしもの時のために宮殿にも伏兵を仕込んでいる、宮殿へ乗り込んでくるであろう曹操をここで仕留めるのだ…!だがその考えをも曹操は見抜いており暗殺者は次々と始末されていく。曹操は全ての朝臣を召集し、そして献帝の前に董承を引きずり出した。

曹操は董承に共謀者を吐かせようとするが董承は舌を噛んで自害。父が"共謀者"という言葉に激しく身を震わせているのを見た仲達は、父が衣帯詔に関わっている可能性に気付いた。

次に董貴人が引き出されて来た。董貴人は献帝の子を身ごもっている。献帝はどうか見逃してくれと頼むが、曹操は誰のおかげであなたが帝位に就けたのかと問い、短剣を抜いて差し出し「この曹操が逆賊だと思うなら今ここで殺しなさい」と迫る。もちろん献帝にそんなことをする勇気はなかった。これで曹操が正しいと認めた事になり、董貴人は目の前で殺害される。ついに朝臣らから批難の声が上がった「曹操お前は漢臣でありながら陛下の血筋を手にかけるとはこの逆賊め!」と。曹操は依然短剣を指し示し、自分の事を逆賊だと思うのなら今ここで殺すがいいと膝をついてみせる。声を上げた朝臣らはしかし動く勇気はなく次々と曹操の部下に殺されて行った。その無法な行いを看過できずついに楊太尉は息子の制止を振り切って曹操を批難する。楊太尉は董承の共謀容疑で連行されていった。曹操はさらに司馬防を追及する。あまりの恐怖にしどろもどろになる父に代わって仲達が董承とは一切無関係だと弁護するが、曹操は司馬防と伯達を連行させた。さらに残る朝臣をもみな逮捕し取り調べさせるのだった。


楊修は父は冤罪だと曹操に直訴へ。そして董承と共謀して袁紹と組もうとしていたのは司馬防だと告げる。司馬府を捜索すればきっと袁紹の手紙が出て来るはずだと。すぐに司馬府へ強制捜索が入る。留守を預かる張春華が止めさせようとするが、校事(捜査官)の中に旧知である汲布の姿を見つけたため、じっとその場を耐える。

その頃仲達は曹操の軍師・郭嘉の元を訪れていた。父は董承とは無関係で冤罪であることを司空に口添えしてほしいと頼み込むが、郭嘉は司空がなぜお前と楊修を捕えなかったのかその意味を考えろとだけ言って追い返した。


司馬府から押収した物品を調べたところ、あの楊家から贈られた金の食器が入っている箱の底から袁紹の手紙が出てきた。楊修の主張は認められ楊太尉はすぐに釈放された。

楊太尉が釈放されたと聞いて仲達もひと安心するが、しかし父は逆に死刑牢へ移されたと聞き動揺する。何が起こったのか訊くため楊府を訪ねるが楊親子は頑なに面会を拒否するのだった。


劉備の軍勢が衣帯詔の存在を公表したと聞かされた曹操。ようやく敵の形が見えてきた、衣帯詔の名簿は司馬防か彼の仲間が持っているはず。しばらくは司馬懿を泳がせて司馬防の仲間をあぶりだすのだ…。


司馬府だけでなく他の大臣の家にも捜索が入っているようだ。しかしなぜ父だけが死刑牢へ移されたのか…悩む仲達に妻・春華はある人物が助けてくれるかもしれないと言う。それは校事の汲布だ。彼は元は江湖の剣侠で、春華は昔山賊に襲われた所を彼に助けてもらったことがあると言うのだ。 

仲達は春華の剣を持って汲布に会いに。昼間の捜索で一体何が見つかったのか問うが、汲布は公務上の秘密は言えないと答える。 

 * * * * * 

うむー曹操がカッコイイのよ悪役なのに。献帝のヒョロさもかなりイイ。笑っちゃかわいそうだけど笑っちゃう。思い切ったお芝居だなぁ。

Chaoyang's Ownd

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