2017/10/17記
秦国は楚国に侵攻。懐王を囚われている楚国は手出しができない。黄歇は一時的に新王を立てて対抗すべきだと提案。靳尚は子蘭公子が王になるにふさわしいと声を上げる。太子がいるのに子蘭公子が王になる道理はないと黄歇は反対。鄭袖は秦を怒らせた張本人が王に即位すればますます秦を怒らせるだけだと主張、そもそも横太子は斉へ人質に出していて不在だ。と、そこへまさかの横太子が姿を見せた。昭陽と屈原が謀り既に斉国から呼び戻していたのだ。
横太子が王に即位し鄭袖は冷宮へ送られ靳尚は失脚。楚朝廷は再び屈原が掌握し新王を旗元に兵をまとめ秦軍に対抗をはかる。芈月はその政変を知り退却を命じる。
数か月後、芈月は兄・懐王の様子を見に行く。懐王は息子の横太子が自分を見捨てて王位に就いたと知り逆上するが、芈月はあなたが政治を顧みず佞臣にまかせっきりの暗君だったから、楚国はあなたがいなくなった方が幸せになると突きつけ、死んだらあの世で父に詫びろと言って去って行った。
楚の十五の城を攻め取った功で魏冉は穣候に、芈戎は華陽君に、白起は武安君に封じられた。また、翟驪との間に生まれた子・芾公子は特別に涇陽君に封じられた。何の功も立ててない幼子に、ただ太后の子であるというだけで高い爵位を与えたことに朝臣の間では不満が広がる。
芈月は久しぶりに城に戻って来た翟驪のために宴を催すが、昭王は目の前で母と翟驪がいちゃいちゃする姿を見せられうんざりする。そして後に母に対し、秦の朝臣らは義渠の顔色をうかがい義渠に毎年多くの糧秣を送りどっちが王だかわからないと怒りを露わにするが、芈月は何もわからないくせに出しゃばるなと突き放し去って行った。
翟驪は七歳になった息子を今回義渠へ連れて帰り、将来治めることになる土地をよく見せておきたいと言う。芈月はやはり息子を草原へ連れて行く事には消極的だ。しかし翟驪は義渠の男はこんな狭い屋敷に閉じこもっていてはだめになる、広い草原を自由に駆け回ってこそ一人前の男になれると言うのだった。
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主婦を虜にする入浴シーン。(´Д`)
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