「芈月伝」第六十四集

2017/10/11記

芈月の元に突然庸芮がやって来た。秦の危機を告げ稷公子に戻ってきてほしいと訴える。秦は華公子の乱の後、城では壮公子を立てようとする恵后派と魏夫人ら華公子派がにらみ合い他の公子らは皆自分の封地へとって返し武装を固めている。蜀候が殺されたため蜀ではまた反乱が起こり、動乱の隙をみて北では義渠が国境を侵しているという。また秦が後継争いで自滅する時を待って一気に攻め取ろうと東諸国は国境に兵を集め虎視眈々と機を狙っている。 芈月は自分の息子に壮公子や華公子を抑えて王位に就ける理由も根拠もなく帰る意味はないと答える。だが庸芮は稷公子が王位に就く理由があると言う。それは恵文王が臨終前に嬴夫人に託した遺書。そこには「もし公子たちが王位をめぐって争う事態になった時には稷公子を王位に就けるべし。」と書かれていたというのだ。 黄歇は秦の危機は秦武王が招いたことであり自業自得、秦の運命に芈月を巻き込むなと庸芮を非難する。庸芮は土下座してもし秦の民を救う気持ちになってくれたら明日一緒に秦へ帰ってほしいといって立ち去った。 翌朝、黄歇と庸芮は馬車を並べて待つ。出てきた芈月は、何も言わずに庸芮の馬車へと乗り込んでいった…。 宮殿の内外でにらみ合いを続ける恵后と華公子の軍勢。国民は戦火を恐れて皆城外へ逃げてしまい国都咸陽は今やひと気のない廃墟だ。 樗里子は病と称して引きこもっていたが水面下で司馬錯を都へ呼び戻し嬴夫人の住む北郊行宮に集う。また魏冉に兵を与え国境まで芈月を迎えに行かせた。魏冉は国境で待ち構える恵后の兵を奇襲し平らげ、無事芈月らを保護。魏冉は稷公子を連れて軍営へ、芈月は庸芮と北郊へ。嬴夫人は芈月に、すでに樗里子に万事うまく取り計らうよう指示をしていると告げる。 恵后の軍勢が屋敷を取り囲む。嬴夫人は庸芮に芈月を連れて脱出するよう命じ、自らは屋敷に残る。軍勢が屋敷に突入し、恵后は嬴夫人に遺書と芈月を出せと迫る。 * * * * * 芈月ひどーい。冷たーい。ごめんの一言くらい言えばいいのにー(`ε´) 黄歇、恨んでいいんだよ?さすがにひどい女だよ、あんた騙されてたんだ。

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