2017/10/3記
蕩公子は魏夫人に直々に魏頣と会わせてくれと頼みに行く。と、そこへ王后がやってきたので公子は隣の部屋に隠してもらう。王后は魏夫人が故国から呼び寄せた女狐が息子を誘惑していると悪態をつく。その一方的な悪口を聞いた蕩公子は出て来て恥ずかしい真似をしないでくれと言う。帰宅後蕩公子は母に、自分の事は自分で決める、絶対に魏頣を娶ると宣言するのだった。
王后は憤慨しすぎて持病の頭痛も悪化。そこへ魏夫人がやってきて王后はさらにいらつくが、蕩公子は魏頣を好いてるわけだしいずれ太子になり王となった時に楚国と魏国の両方にゆかりがあることは政治の上でも有利ではと言われ、それも一理あると考えはじめた。
魏頣は魏国へ帰ることに。その馬車を追って蕩公子がやってきた。蕩公子は魏頣に必ず嫁に迎えるからと玉佩を手渡した。
蕩公子は父王に魏国と婚姻を結ぶメリットを論じる。あれだけ学問を嫌がっていた息子が一人の女に恋しただけでこんな立派に政治を語れるようになるとは、と恵文王は驚く。しかし魏女だと王后が許さないだろうと思ったのに王后からも魏頣との婚姻を提示され、困惑した恵文王は芈月に意見を聞く。芈月は王后も我が子の願いを聞き入れたということだろうと、結婚を勧めた。
だが嫡男の結婚が決まればもう立太子を遅らせることなどできない。蕩公子が魏頣を娶ると聞き嬴夫人、樗里子が恵文王の元へやってきて家族会議を開く。嬴夫人と樗里子は元より嫡男が太子となるべきと考えているが、恵文王は難癖付けて蕩公子を避けようとする。樗里子は嬴公家の社稷を守ることが今を生きる我々の最大の使命であると説き、ようやく恵文王は蕩公子を太子に立てることを承諾した。
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蕩公子、お相撲さんみたいな人がやってるけどキャラはけっこう男前だよ。
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