「芈月伝」第四十九集

2017/10/2記

公子たちが大きくなってきたので分封(領土を与え治めさせる)の話が持ち上がって来た。分封されれば都から離れることになり太子の地位は遠ざかる。危機を感じた魏夫人は新たに故郷から美女・魏頣を入宮させ王の気を引こうとする。 稷公子が地図を見て将来巴蜀に住みたいと言ってるのを聞いた芈月は、確かに巴蜀なら秦へも故郷の楚へも行きやすく元来豊かな土地なので飢えることなく暮らせそうだと思った。楚に残して来た弟も呼び寄せて家族皆仲よくのんびり過ごしたい…芈月は張儀や王后に稷公子を巴蜀へ分封してもらえるよう口添えしてほしいと頼みに行き、太子の地位を自ら放棄するその姿勢に皆唖然とする。 公子らを分封する土地は樗里子が選定し恵文王に伺いを立てた。それぞれに相応しいと思われる公子を内定していくが、巴蜀には稷公子が相応しいと勧める樗里子に恵文王は難色を示し、分封作業は中断する。恵文王は実のところ稷公子が可愛く太子にしたいと思い今まで立太子を遅らせてきたのだが、嫡男である蕩公子も今やなかなかに悪くない成長を見せ、彼を差し置いて稷公子を太子に立てるだけの正当な理由が見つからないのだ。 ある夜恵文王は芈月に稷公子をどこかに分封してほしいかそれとも都に残してほしいかと尋ねた。当然都に残りたい、太子にしてほしいとねだると思ったのに、芈月は巴蜀に分封してほしいと言った。恵文王は腹を立てて出て行ってしまった。やはり王は稷公子を太子にと考えている…いくらこちらが望んでいなくても、王后との対立は避けられない運命なのか。 * * * * * 恵文王のそのええかっこうしいな所、イラッとするわー。

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