2017/9/29記
その後の調べで和氏の璧争奪戦で王后を焚き付けたのは魏夫人と孟昭氏であることが判明し、王后は冤罪であったとして監禁を解かれた。孟昭氏は楚宰相・昭陽の姪に当たる。もしや昭陽と公孫衍が組んで孟昭氏にスパイの役割をさせたのでは?孟昭氏の部屋を捜索するとやはり親族からの手紙が出て来た。恵文王は売国の咎で孟昭氏に死を命じる。
魏夫人が芈月の元へやってきて立派な毛皮の外套を贈り物にして、今までのことは水に流して仲よくしてほしいと言ってくる。芈月はあからさまに保身に走るその様子に呆れ外套は受け取らなかった。
函谷関の戦は長引いているようだ。前線にいる魏冉は司馬錯将軍の下で働いていたが、この度大きな功を建てて一時帰還してきた。別れた時とはすっかり変わって立派な大人に成長していた魏冉の姿に芈月や葵らは感動し涙する。
戦の打開策を見つけるため、恵文王は芈月に四方館に集う新進気鋭の才子たちの論文を読んで役に立ちそうな者がいないか探してくれと頼む。大好きな書物が沢山読めると芈月は喜んで引き受ける。
王后は恵文王が私事だけでなく仕事でも芈月を贔屓にしてるのが悔しく、自分も論文読みの手伝いをしたいと申し出る。だが元来興味のない政治論を読んでもさっぱりわからずすぐ飽きてしまった。芈月は次々と論文を読んでは役立ちそうなものを仕分けていったが、ある一巻の論文を開くと中から一枚の手紙が落ちて来た。
それは、燕へ嫁いだ孟嬴公主が恵文王に助けを求めて書いたものだった…!
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まぁ王道だけど、魏冉イイ男になって帰って来たw
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