「芈月伝」第三十六集

2017/9/25記

騒ぎに気づいた宦官がすぐに恵文王に報告し、恵文王は真夜中であるにも関わらず帰途につく。恵文王が戻って来たと知った玳瑁はしかし敢えて王后には報告しなかった。そのため王や妃嬪らがみな総出で芈月の見舞いに駆けつけている中、王后だけが遅刻する体に。 恵文王の怒りに対して玳瑁が王后は疲れていたのだと擁護するが、すかさず魏夫人が王后は芈八子が助けを求めて遣わした侍従を拉致したと告げ口。玳瑁が自分がやったことだと申し出、恵文王は後宮の指揮を王后に任せたのに実際はこの女が動かしていたのかと激しく怒り即座に玳瑁を連行させる。 芈月は危険な状態でこのままでは子供も母体も危ない。恵文王は子供の方は諦めてでも母体を救えと医師に命じる。だが芈月は苦しい中でも自分はいいから子供を救ってくれと頼む。そしてとうとう意識を失ってしまった。泣き叫ぶ侍女らの声を聞いた恵文王は部屋の外から大声で芈月に呼びかける。その声で芈月は意識を取り戻し、最後の力を振り絞り、とうとう赤ん坊が生まれ出て来た。 芈月の早産は王后が遣わした女官が妊婦に禁忌の薬草を薬に混ぜて飲ませたのが原因だと判明。だが事件の夜に王后が強い催眠薬を飲まされていたこともわかった。やがて女官は捕えられ、すべて玳瑁の指示によるものだったと吐いた。恵文王は玳瑁に城壁さらし首の刑を言い渡す。 ずっと自分を助けて来てくれた玳瑁が不憫でならず、王后はまだ寝込んでいる芈月の元へ赴き、土下座して玳瑁の命だけは助けてほしいと恵文王へ口添えを頼む。しかし玳瑁はこれまで幾度も姉妹仲を引き裂こうとし今度は命も狙ってきたとあって芈月はどう考えても無理だと答えた。 恵文王は毎日見舞いに来て、芈月も日に日に顔色が良くなってきた。生まれた男児は稷(ジー)と名付けられた。芈月は玳瑁の連座で王后を罰するのは赦してほしいと願い出る。 * * * * * あら意外にも玳瑁が退場ですか。意外意外。最後まで張り付いてそうだったのに。

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