2017/9/23記
芈月は宮中入りした当時の粗末な屋敷に今でも住んでいたが、恵文王がさすがに今は似つかわしくないだろうと、最年長の唐夫人に妊娠中の芈月の世話も兼ねて一緒の屋敷に住まわせてやることに。それを聞いた王后はどうせなら広い自分の屋敷に住めばいいと恵文王に進言する。元々姉妹なのだし親子同士も仲良くしたいと。
黄歇は薬屋の前で幾日も待ちやっと女医をつかまえた。だが女医は手紙は焼いてしまったと話し、芈月は妊娠中で、もうあなたの出る幕はないと告げる。
その姿をたまたま街へ買出しに来ていた玳瑁が見ていた。玳瑁はすぐに王后に報告する。芈月が今も昔の男と繋がっていると知れば恵文王は激怒するに違いないと玳瑁はほくそ笑むが、王后はしかし彼が行方知れずになった原因は自分を守る過程での事、この事実はそう簡単なことではないと慎重を期するよう諭す。
芈月は王后の住まいである椒房殿へ越してきた。王后は早速芈月の元へ行き、昔話に花を咲かせる。が、黄歇の事に話が及ぶと芈月は黙ってうつむいてしまった。王后は謝り、もし彼が今生きてたらどうする?と聞いてみる。芈月は、何があっても彼の元へ行くだろうと答えるのだった。
芈月が庭園を散歩していると見知らぬ女官がやって来て、実は黄歇が生きていると告げる。彼女は元々楚国の横太子の下で働いていた女官で、黄歇は仕事のミスをかばってくれた恩人だと言う。黄歇は女医を通じて芈月に連絡を取りたがっているらしいということを告げて足早に去って行った。
黄歇が生きていると聞いて芈月は動揺を隠せない。
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男一人を二人の女が取り合う→事情があり主人公は望まぬ結婚→子供が生まれ平凡な幸せの最中昔の男が再登場→やけぼっくいに火→浮気ばれて修羅場→子供のために昔の男と別れる→子供成人して偶然昔の男と仲良く→えっ母の元恋人なの!?
みたいな昼のメロドラマ路線突っ走りそうじゃない?
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