「芈月伝」第二十六集

2017/9/18記

芈月は助けてくれた恵文王のためにその夜寝所を訪れる。 翌日王の御輿で朝帰りする芈月が目撃され噂はあっという間に後宮中に伝わり、侍従らも皆芈月を妃のように扱う。だが実のところは恵文王は芈月を抱かなかった。芈月は布団を与えられて床で寝たのだ。 魏夫人らは芈月が王の寵愛を受けたと知り怒り心頭、だが芈月がこれを機に関牌の件を蒸し返すのではと不安になり、一刻も早く自分の関牌を回収しようと公孫衍に使いを出す。公孫衍もずっと義渠に関牌を返せと請求しているのだが、義渠は返してほしくば大量の糧秣をよこせと言って来ているのだ…。 芈月は王の許可を得て王后に会いに行く。玳瑁はわざわざ自慢しに来るなんてと憤慨して追い返そうとするが王后は芈月を招き入れる。芈月は弟の命がかかっていた事から全てを話し、真実を知った王后は芈月を追い払って窮地に追い詰めた玳瑁を厳しく叱りつけ、芈月には信頼の証に希少な首飾りを贈るのだった。 その夜もさっそく王のお召しがあった。芈月が参じると恵文王は文章家としても名高い屈原の書を読んでいたところだった。王后は嫁入り道具の一つとして楚国の膨大な書を持ち込んでいたが、楚国語で書かれているため秦人は読むことができない。芈月は自分に翻訳家をつけてくれたらそれらの書を秦国用に編集すると申し出る。そして王后がずっと部屋に閉じ込められる生活で寂しい思いをしていることをさりげなく伝えたところ、恵文王は王后を許しすぐに見舞いに行ったため王后は涙を流して喜んだ。 幼いが勇気と根性のある魏冉は司馬錯の下で鍛えさせることになった。二か月後都を出て軍練兵場へ行くことに。 恵文王は芈月に直々に各国の文字を教える。異なる文字、異なる貨幣、異なる単位が天下を一つにまとめる妨げとなっている。秦が天下をとった日にはこれらを統一するつもりだと語る。そして芈月に、自分についてきてくれないかと訊く(芈月は「その手伝いをしてくれないか」の意味と捉えた)。芈月はええ、と即答した。 * * * * * この二人の堅い友情がまさかのバトルに転じるのだろうか…女の嫉妬ってコワイよね!

Chaoyang's Ownd

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