2017/9/16記
[第二十五集]
恵文王は姉の嬴夫人宅を訪れていた。嬴夫人は恵文王にあるものを渡す。それは彼女の愛人である庸芮が大金をはたいて義渠から買い戻したという秦の関牌だった。果たして関牌の裏には「魏」の文字があった。義渠と内通しているのは魏人だと確定する。嬴夫人は現在の朝廷で公孫衍と張儀が相容れない仲であることを指摘し、魏王が密かに公孫衍に接触しようとしていることも含め充分に注意すべきだと忠告する。
魏夫人は魏冉を窃盗の罪で両手を切る刑に、さらに7歳以上の男子が後宮にいること自体が規則に反するとして宮刑を命じる。芈月は弟を救うため魏夫人の元へ。魏夫人は弟を助けてほしくば自分の親族と結婚して魏国へ行けと突きつける。芈月は王后に助けを求めに行くが玳瑁に門前払いされてしまった。
華公子は母が芈月を無理矢理嫁がせようとしていると知り、母の前でつい「あんな素敵な人を他人にやってしまうなんて」と口走ってしまう。息子が芈月に好意を抱いていると知って魏夫人は仰天し叱りつける。
孟嬴公主は事態を知り、今すぐ父王に報せに行ってと芈月に自分の外出許可の関牌を渡す。
ところが恵文王の元にこの内情は既に届いていた。衛良人がこっそり使いを出して知らせたのだ。そこへ芈月がやって来たとの報せ。膝をつく芈月に、恵文王は秦の法律を曲げることはできないとだけ言って戻って行ってしまった。芈月は穆監に今夜の王の夜伽に上げてくれと頼む。だが寝所で芈月の姿を見た恵文王はこんなことで弟を助けられると思ったのかと怒り
すぐに追い返した。
結局芈月は翌日魏夫人の元へ行き結婚承諾の書を渡すことに。だがその時、穆監が魏冉を連れ去ったとの報せが。恵文王の命令でまだ幼い魏冉は小指を切る刑に処され解放されたのだった。
記憶喪失の黄歇は助けてくれた老人の行商に同行し斉国へ来ていた。子供たちが歌う「黄鳥」という歌が妙にひっかかる。そして大きな棗の樹を見て、かつて誰かと木の下で待ち合わせの約束をしたような気が…いくつもの情景がフラッシュバックし、彼はようやく自分の名が「黄歇」であること、そして大切な人の名「芈月」を思い出した。
* * * * *
えーっ恵文王と芈月の純愛みたいな方向に持って行くのー?純愛なんて似合わない、さっさと抱いちまえ!(´Д`;)
0コメント