「芈月伝」第二十一集

2017/9/14記

芈月は恵文王に翟驪が持っていた関牌には「魏」の文字が書かれていたはずと報告に行くが、恵文王は半年も前の不確かな記憶で妄言を吐くなと厳しく叱りつけた。まさかの反応に芈月はがっかりしふてくされる。 関牌の事で芈月が王から叱られてたと噂に聞いた魏夫人はこれで関牌の有無は追求されないと一安心、改めて、息子を太子に立てるために今王の一番のお気に入りである張儀に口添えを頼もうと考える。 魏夫人が張儀に大金を贈って華公子を太子に立てようと画策している事を知った王后は、自分も魏夫人以上に金を積んででも立太子を阻止したいと芈月に相談する。芈月の知る張儀は金で心を動かしたりしないはずだが、しかし事情が事情だ。 芈月は敢えて手土産も持たず張儀に会いに行く。張儀は顔をしかめてみせるがそれは冗談ですんなり話を聞いてくれた。魏夫人は張儀だけでなく公孫衍や甘茂といった重臣にも大金を贈っており立太子を阻止することは簡単な事ではない、だができないことはないとニヤリと笑う。そして報酬として五千金を要求。ただの口添えに支払うにはあまりに高すぎる値段に芈月は悲鳴を上げる。だが高額でなければどうして王后は自分が裏切らず仕事を果たすと信じられようかと言われ納得するのだった。 翌日の朝議で早速立太子の件が議題に上り大良造(宰相の位)の公孫衍は華公子を推挙する。他の大臣も次々と賛同する中、張儀は時期尚早であり王后が子を産んでから協議しても遅くないと発言する。そして面と向かって公孫衍に悪口を言って口論になり恵文王が止めさせ、立太子の事は二度と口に出すなと言うのだった。 王后は感激してすぐに芈月をお礼に遣った。芈月は張儀に、本当は頼まれなくてもこうしたんでしょうと問うと張儀はその通りと答えた。後宮の争いなどとは無関係に、この戦乱の世に秦が取るべき道を取らせたに過ぎないのだと。 * * * * * なあにもうこの張儀やばい、痛快!滅茶苦茶おいしいキャラだなぁ。

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