2017/9/13記
出端をくじかれた魏琰は憤慨し思い知らせてやると妃嬪を集めて作戦会議を開くが、唐夫人や衛良人、樊少使は消極的だ。魏琰は衛良人を呼んで自らへりくだって協力を要請する。衛良人はもし後宮の実権を取り戻したいのなら息子の華公子を太子にしてもらえばよいとアドバイスする。 魏国のとある山村の家。黄歇はここに住む老人に助けられ療養していた。老人が行商で秦へ行った際に傷だらけの彼を発見してここまで背負ってきてくれたのだ。だが黄歇は転落のショックで記憶を失い自分が何者かすらわからないのだった…。 芈月は王后・芈姝の使いとして衛良人を訪問。と、机の上の関牌に目を止める。確か翟驪が関所を通る際に同じものを見せていたが…衛良人に尋ねるとこれは位の高い大臣や妃嬪にのみ与えられるもので裏に国名が書いてある。芈月は翟驪の持っていた関牌を思い出そうとするが、その様子を見て衛良人は他人事に首を突っ込まない方が身のためだと忠告する。 しかし芈月はすぐに王后に事の次第を伝え、恵文王に義渠が秦の関牌を持っていたことを報告。秦に内通者がいたという深刻な状況に恵文王は眉を曇らす。樗里子はもし後宮の者だとすれば一番怪しいのは魏琰だろうと指摘する。 芈月は翟驪がかざした関牌の裏の文字を思い出そうと、泥を練って作った板に様々な国名を書いてみた。すると「魏」の文字が最も記憶に合致するものであった。 芈月が関牌らしきものを作っているのを見た虢美人はこれはチャンスだとばかりに芈月を関牌偽造の罪で訴えようとするが、たまたま芈月の元を訪れていた穆監が証拠をすべて泥水の中に入れて無くしてくれたため助かった。
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キター!後宮ドロドロ劇!秦の妃嬪がみんな悪顔でやばい。楽しい。
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