2017/9/15記
芈月は厩舎で恵文王の娘の孟嬴公主と知り合い仲良くなった。孟嬴はどうして父上の妃にならないのと問うが、芈月は他に愛する人がいるからだと答える。
楚国は王女を嫁がせたのに秦国が商於の土地をよこさないつもりなら斉国と組むと言う。公孫衍は目にものをみせてやると出兵を申し出るが、樗里子は長年の戦で民も兵も疲弊しているので今は戦を回避した方がいいと反対する。と、張儀は何も出兵せずとも良い方法があると言い出した。そして恵文王に多少の金さえあれば自分が楚国へ行って楚斉同盟を壊してくると申し出る。
ある日芈月は庭園で、あの武関で芈姝に毒を盛った女を見かけた。その女官は魏夫人に贈りものを届けるところだった。芈月はすぐに王后・芈姝に報せるが、王后は先ほども恵文王から後宮でいざこざが起きないようよくよく監督するようにと告げられたばかりだったため今は大人しくしているよう諭す。しかし納得できない芈月は女官を捕え、結果騒ぎとなってしまい恵文王から皆出頭を命じられる。芈月は毒を入れた女は左手に傷を負ったため傷跡があるはずだと指摘、確認させると果たして、その女官の手に傷などなかった。実は彼女は毒を入れた女官の双子の妹だったのだ。恵文王は芈月が妄言を吐いて魏夫人を陥れようとしたと激怒するが王后が必死に謝ったため軽い罪で済んだ。
罰として庭園の掃除を命じられた芈月が黙々と仕事していると虢美人らがその姿をあざ笑いに来た。その現場に王后が通りかかり、芈月に体罰を加えようとしていた虢美人を厳しく罰する。ところがその様子を、恵文王の姉・嬴夫人が目撃し中断させた。とその時、臨月の樊少使が足を滑らせ転倒してしまった!
報せを聞いて恵文王も駆けつける。だが樊少使はなんとか無事男児を出産した。皆安堵するが、その時虢美人が王后に処罰された悔しさから首を吊ったとの報せ。嬴夫人からいきさつを聞いていた恵文王は王后を厳しく叱りつけ、失望したと言って去っていってしまった。
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うむー、さすがに芈月が悪い。恵文王が後宮をウザがるのも分かる。
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