「芈月伝」第十八集

2017/9/11記

天幕の外で何やら騒ぎが。芈月が見に行くと羊泥棒の少年が捕えられ鞭打たれていた。少年は言葉を発せず獣のように四つん這いで牙をむく。翟驪がこの子は狼に育てられた子だろうと言う。芈月は少年を小狼(オオカミくん)と名付けて面倒をみる。 秦国使者がやってきた。身代金を要求する翟驪に対し張儀は悠然として話をすり替えたり諦めるふりをしたり脅しすかしたりしてじわじわと追い詰めていく。そして当初の五分の一の身代金(としての食糧)を支払うことで話がまとまった。 自分を助けに来たのがあの張儀だと知って芈月は憮然とする。張儀は共に秦で暮らすことになるのだから仲良くしようと言うが芈月はまだ彼を許す気にはなれない。 無事咸陽に戻ってきた芈月。芈姝や弟の魏冉は涙を流して再会を喜ぶ。芈姝の話では襲われたあの後秦の公孫衍将軍が捜索してくれたが、崖の下で黄歇のものと思われる着物が見つかったという。芈月はすぐに崖下の河岸へ。付近を探していると、以前芈月が黄歇に贈った香袋が落ちていた。彼がこれを落としたり手放したりするわけがない…やはり黄歇は崖から落ちて川に転落し死んでしまったのだろう。 咸陽にいる意味もなくなった芈月は弟をつれて秦を出てどこか東の国で暮らそうと旅の準備を始める、と張儀がやってきた。芈月に出て行ってしまわれては身代金を支払った秦国へのメンツが立たない。それにこの戦乱の世に女子供だけの旅など命を落としかねない。それよりはここにとどまり黄歇の敵討ちをしてはどうかと勧める。敵討ちといっても義渠と戦うわけではない。義渠の襲撃には裏がある、彼らに楚国公主の花嫁行列を襲うよう手引きした者が内部にいるはずだ・・・そこまで聞いて芈月は武関で刺客に襲われたことを思いだした。さらには芈姝に毒を盛られたことも。誰かが芈姝の命を狙っている…芈月はやはり、姉を守るため、そして黄歇の仇を討つために秦宮に残る決意を固めるのだった。

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なんか張儀が賢人ぽくて可笑しいなー、オイシイ役だなー。 庸芮はキーマンかと思ったんだけどそうでもない?

Chaoyang's Ownd

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