2017/9/8記
それから魏美人は懐王がやって来た時も鼻を隠すようになった。懐王は恥じらうようなその姿に興奮する。 魏美人の誕生日、鄭袖はやってきて一緒に誕生会の飾りつけをする。
そして懐王がやって来るころを見計らって、自分が以前プレゼントした銘品・九尾狐骨の灯篭を飾って懐王に見てもらおうと提案。魏美人は灯篭を取りに行った。懐王がやってきた。鄭袖は口ごもりながら、魏美人が灯篭を取りに行ったと告げる。その口調が気になった懐王が問いただすと鄭袖はこう答えた。魏美人は私が持ってる九尾狐骨の灯篭を強引に奪った、なぜならこの灯篭には臭い消しの効果があるから、と。自分の体臭に強いコンプレックスを持つ懐王はショックを受ける。この所魏美人が鼻を隠していたのはそういう事なのか…!逆上した懐王は魏美人を鼻削ぎの刑に処した。
六か国合縦の盟会を目前にして魏美人を処刑したと知り屈原は真っ青になる。魏国の信用を失うのは必至。だが靳尚は魏国に謝るなど国の面子が保てないと言い、懐王も合縦など知った事かと未だ怒りが収まらない。屈原は黄歇に頼まれて月(ユエ)の救出を頼むつもりだったのだがそれどころではなくなってしまった。
やっとユエが月華台にいることを突き止めた葵は姝(シュ)に助けを求めに行く。
葵からユエの居場所を聞いた黄歇は門番を払いのけ月華台に進入。そこには病でぐったりしているユエの姿が。黄歇はすぐに衛兵に取り囲まれるが剣を手に戦う。シュが駆け付け戦いをやめさせ、ユエに水を飲ませようとするがユエはその水には毒が入っているからと飲まない。シュは侍女に医者を呼ぶよう命じるが侍女は太后に逆らえないため動かない。そこでシュは目の前で毒入りの水を飲んで見せる。
侍女は慌てて太后へ報告。ユエに与えられた水に毒が入ってると聞き、さらにその水を娘が飲んだと知り驚く。茵(イン)がユエ憎さに毒を入れたと吐き太后はインを殴りつける。
やっと医者に診てもらえたユエ。黄歇とシュがつきっきりで看病し少しずつ回復に向かう。ようやく歩けるようになり笑顔が戻ったユエに黄歇はプロポーズしユエもそれを受け入れた。
秦恵文王が"楚国公主"を迎えに来た。楚国朝廷ではシュ公主は趙国へ嫁がせることに内定していたのだが、はたして秦王にどう対応すべきか…。
秦恵文王は楚国と魏国の関係悪化が張儀の仕業だと確信し彼の元を訪れる。張儀は「一人の鼻が何万もの兵士より強かっただけですよ」と答えるのだった。
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すごい、これ鄭袖登場のシーン(第四集)から伏線張ってたのか!
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