「芈月伝」第六集

2017/9/4記

楚威王の長女が嫁入り先を探していると知った秦恵文王は東六国への対抗策として楚国と婚姻関係を結ぼうと考える。一方楚国では屈原が東五国へ赴き合縦(秦へ対抗するための同盟)を約束したと報告する。 


末弟の冉(ラン)は庶民の子のため月(ユエ)や戎(ロン)とは離され葵の親戚の鄭氏に預けられ育てられていた。久しぶりに弟に会うため出掛けたユエだがその道中で奇妙な男と遭遇。体中に傷を負い口から血を流したその男は「おれに舌はついているか」と聞き、そして失神してしまった。ユエは男を見捨てることもできず馬車に載せ、鄭宅へ連れて行き介抱する。男は張儀と名乗り、楚宰相・昭陽の門客だったが宝石を盗んだとの疑いをかけられ殺されそうになったため逃げ出したという。ユエは鄭氏に彼の世話も頼む。 


ある日庭園で花を摘んでいた姝(シュ)が毒蛇に噛まれる。ユエが蛇を追い払いすぐに毒を吸い出して応急処置したためシュは奇跡的にも軽傷で済んだ。娘の命を救ったということで太后もやっとユエに他の姫らと同等の扱いを許可する。 より一層仲良くなった二人はある日庶民の恰好をして下町へ遊びに出かけた。 


秦恵文王は弟の樗里子を伴い楚国の城下を視察していた。ユエとシュの二人を見て楚国にもえらい美女がいるもんだと感心していると、彼女らは目の前でならず者に襲われる。急いで剣を抜いて応戦しならず者らを撃退した。礼を言われ恵文王は自分は秦の商人だと答える。会話から樗里子は彼女らの片方が噂の王女・シュ公主であると見抜いた。シュをひと目見て気に入った恵文王は何としてでも婚姻関係を結ぼうと策を練る。一方シュも鮮やかな剣術で危機を救ってくれた恵文王に一目惚れ。以来ユエと恋話に花を咲かせるのだった。 


楚国朝廷では秦恵文王からシュ公主への求婚に頭を悩ませていた。三か月後には東五国と合縦の盟会を約束しているというのに…。屈原は早急に合縦の意思を公にし秦の申し出は突っぱねるべきだと主張、靳尚はこの機に大国秦と組んで他国を飲み込んでいく方が理にかなっていると説く。朝議は紛糾し、結果仮病を使って秦恵文王の面会を断り時間を稼ぐという策がとられた。

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嬴駟サマを演じるのはアレックス・フォン。うんまぁ、まぁ、それなりにイケメンだから許す。

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