「白夜追凶」第十六集

「白夜追凶」第十六集

会社社長の郭西郷が息子を連れて警察署に相談に来た。息子を誘拐したと電話があったと言うのだ。息子は家にいたため詐欺だと分かったが息子の車が盗まれたという。息子の郭朋はチラチラと関宏峰を見ている…昨夜クラブで歌手の女に絡んで関宏宇に殴られたのは彼なのだ。だが宏峰はそんなことは露知らず…。

郭朋の車は乗り捨てられているのがすぐに見つかった。キーを差したままなら盗まれて当然だろうと周巡は呆れるが、郭朋は昨夜は酔っぱらっていたので車は店の従業員に頼んだのだと言う。…となると誘拐犯はその従業員を郭朋と間違えて攫ったのでは?


関宏峰が署の入口で高亜楠と話していると若い派手な女が親し気に声をかけてきた。実はそれは昨夜宏宇と一夜を共にした歌手の任迪だった。弟が昨夜から行方不明なので"関隊長"に相談に来たと言う。宏峰は彼女を個室へ案内し話を聞こうとするが任迪はべたべたとくっついてきてゆうべのことを忘れたのと囁いてくる。と、郭朋の誘拐犯から電話がかかってきたとの報せ。犯人は500万元を要求してきた。逆探知を試みたがIP電話で発信元は偽装されている。男が椅子にくくりつけられている写真が送られてきた。と、後ろから覗き込んだ任迪が目を見開く。それが彼の弟の任波だったのだ!


隠れ家となっている劉音のバーで宏峰は弟を問い詰め、宏宇はしぶしぶ昨夜の事を話す。妊娠している恋人がいるくせに若い女の子と行きずりでホテルへ行ったのかと劉音は呆れる。だが目下人質の救出が一番だ。宏宇は兄と交代して署へ戻る。と、周巡に呼ばれた。

周巡は死亡した安騰が偽名で正体がわからないが、使用していた銃が三年前の西城の殺人事件に使用されたものだと判明したと告げる。三年前では銃の所持者が同一とは言えないだろうと宏峰(に扮した宏宇)は呆れるが、周巡はこの件を調べてほしいと言う。そうすれば関宏宇の手掛かりをあなたから追求しなくても済むだろう、と…。


任迪は弟が拘束されている写真を見て泣きはらしている。彼女に500万元などという大金があろうはずがない。宏宇は何か方法を考えようと慰めるが、任迪は昨夜のことを覚えてないの!?と突きつける。酔っぱらって記憶がない宏宇は動揺するが、帽子の事だと言われて微かに思い出した…郭朋を懲らしめた後彼が落としていったブランドの帽子を被っていたが、店を出る時に従業員にその帽子を被せたのだ。その従業員が任迪の弟だった、つまり宏宇が任波に郭朋の帽子を被せたため誘拐犯は彼を郭朋を勘違いしたのだ。あなたのせいよ!と任迪は突きつけ出ていく…。

 * * * * * 

 あーうまいことできてるなこの回。でも一般人が簡単に事件の資料を覗き見できちゃう警察のザルさが、もう日本では考えられない。


半分まできたけど、関宏宇の事件の黒幕って周巡じゃないか?いや根拠はないけどそうだと面白いっていうだけで。物語の構成から推測すると伍玲玲の殉死が何かしらの原因になってんだろうな。いやむしろ玲玲は周巡と組んで宏峰を殺そうとしていたとかさ…。

Chaoyang's Ownd

主にメモ書きです。 アメブロ→https://ameblo.jp/somethinglong/

0コメント

  • 1000 / 1000