「猟毒人」第四十一集

呂云鵬はトイレに立った朱教授の後を追って個室に閉じ込め一緒に呉氏の元へ行くよう脅迫する。自分の家族が呉氏に人質にとられている、これしか方法はないと言って。しかし朱教授は自分も楚天南に家族を人質に取られているので死ぬ以外にここから出る方法はないとあきらめた様子で答える。


呂云鵬は単身坎納へ。呉新河のホテルへ乗り込み騒ぎ立てて強引に新河を呼び出す。姪と兄嫁に合わせろと迫るが、新河は取引条件を満たしていないと突っぱねる。だが呉雄が自分の部屋に入れろと命じた。

呂云鵬は呉雄に、ブルーアイスの製法は未完成でいつまでかかるかわからないため、自分が呉氏商会のスパイとなって楚天南を陥れようと申し出る。そうすればブルーアイスなどなくても業界は呉氏商会のものになるではないか。呉雄はニヤリとして、一つのカプセルを差し出す。信じてほしいと思うならこれを飲め…。呂云鵬はカプセルを飲み下す。すぐに視界がぼんやりとしてくる…「お前は中国警察だろう、そんな奴の言葉が信用できると思ったのか」呉雄の言葉に、云鵬は兄は警察官だったが自分は違う、兄の仇である楚門会に復讐するために緬川に来たんだと言って倒れてしまった。

目を覚ますと呉新河がいた。そして夢瑶らの部屋へと連れてこられた。

李玫は病気のふりをし、夢瑶は母が心配なので明山へ帰りたいと言った。呉新河は慌てて、そんな急なことを言っては叔父さんも心配するから落ち着いて静養すればいいと説く。云鵬も新河の言う通りにした方がいいと言って、忙しいのでもう戻らないといけないと出ていく。


夢瑶が目に涙をうかべて「もう帰りたい」と言ったことで、云鵬は姪が呉新河の真実を知ったことを確信した。しかしどうすればいい…帰り路にクラクションの音に目を向けると魏海が並走していた。魏海は坎納へ来てから国際警察と協力して夢瑶と李玫の救出のためホテルをひそかに捜査していると話す。云鵬はホテル内は目隠されて誘導されたがエレベーターの動いていた時間、降りてからの距離を覚えていた。それを魏海に伝え彼女らを助けてほしいと頼む。


帰るとすぐに王玉江がやって来て楚莹が呼んでいるという。スーツが出来上がったのだ。新しいスーツを着た云鵬の姿に楚莹は満足げだ。

云鵬が出てくるとまた江伊楠が待っていた。彼女は魏海から坎納での出来事を聞いてひどく心配していたのだ。云鵬は大丈夫だからと彼女を抱きしめる。その姿を物陰からパゴダが見ていた…。


魏海は国際警察と共同で呉新河のホテルへ向かい捜査令状を見せる。報せを聞いた新河は呂夢瑶と李玫を別の場所へと移動させるよう命じる。魏海は呂云鵬の言う通りの階を捜索するが彼女らの姿はない。が、一方で新河の元にも、呂夢瑶と李玫がいなくなっているとの報せ。彼女らは自力で外へ出ようとしていた。李玫を車椅子に乗せ、ショッピングのふりをして出口へと近づく。だがその寸前で新河が現れた。

新河は療養に良い部屋に移ろうといって別の部屋へと連れていく。以前より簡素な部屋で、リビングには監視カメラが設置されていた。

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えらいことになってしまったな…いつも予想の上を行く展開だけどよくもまぁ話がこんがらがらないもんだ。しっかり伏線生きて来るし。

Chaoyang's Ownd

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