「猟毒人」第三十九集

検問で通行証を見せるが、中国人なら身分証明書を出せと言う。呂云鵬は 家に忘れてきたと答えるが、警察は云鵬らを捕まえ連行する。云鵬は取り調べで楚門会の者だと威嚇してみるが相手はひるむことなく云鵬を殴りつける。そして放してほしければ警察の密偵として働けと強要する。云鵬が頑なに拒否するため今度は協力してくれたら中国でやらかした罪も帳消しにするよう中国警察に働きかけてやると持ち掛ける…。


帰ってこない云鵬に不安を募らせた乍莱は適当な薬品を混ぜて煙を発生させ、事故が起こったと騒ぐ。王玉江がいなかったため江伊楠に連絡が入る。伊楠は楚天南の元へ行き実験室で事故が起こったらしいと報告する。と、そこへ王玉江がやってきて原料調達に行った王鵬らが警察に捕まったと告げる。伊楠が弁護士として行こうかと申し出るが、楚天南は王玉江に迎えに行くよう命じた。

徐麗(江伊楠)がやけに王鵬(呂云鵬)を気にかけていることが楚天南には引っかかる。だが楚莹は男女の中はそういうものだと言う。口では別れたと言っても心の中ではいつまでも忘れられない、お父様を裏切り傷つけたあんな男であっても私は…。


警察は銃音を聞かせ、阿異は拷問死した、このままだとお前も同じ目に遭わせるぞと脅迫する。だがそれでも云鵬は承諾しない。すると最後の手段だと言って注射を取り出した。抵抗する云鵬の腕を押さえつけ打とうとしたその時、何らかの連絡が入り警察は無言で云鵬を解放した。

云鵬は王玉江によって連れて帰って来られた。と、屋敷内に拷問死したと聞いたはずの阿異の姿を見かける。嵌められたんだ!云鵬は楚天南に直談判する。王玉江が自分を陥れるためにわざと警察に捕まらせたと。激高して王玉江の銃を奪い楚天南に向ける。会長が本当に自分を手下としたいならこの事態をはっきり説明してくれと。

楚天南は、これは自分が王玉江に命じてしたことで、試すようなことをしてすまなかったと謝る。こういう商売をしているとどうしても慎重にならざるを得ない、だが君は信用できるとわかったと。そして手を差し出す。云鵬の銃口は楚天南に向けられている。呂云飛を殺れと命じたのは楚天南だ…ユーレイやサソリの言葉が蘇る。麻薬は人を滅ぼしそれを売買する者は人類の敵だ…。だが云鵬は今その引き鉄を引くことができなかった。楚天南の手にゆっくりと銃を置く。


屋敷を出る云鵬。彼を心配して江伊楠が待っていた。云鵬は警察の検問もすべて偽物、楚天南が自分を試すために仕掛けてきたものだったと告げ、逆に信頼を得たと報告する。だが伊楠は涙ながらにもう明山へ帰ってほしいと言う。信頼を得たと言うけれどあの楚天南は絶対に他人を信用しない、楚莹も思っているほど甘くはない、あなたがなんとかできるような相手じゃない、と。


翌日、亡くした息子の法事に出かける楚天南に云鵬も伊楠も付きそう。ブラウンのコートを着た云鵬に楚莹は云飛の面影を見る。伊楠も上司の姿を思い出す。おそらく云鵬は意図的に、云飛が来ていたのと似たコートを孫末から借りたのだ、楚莹に云飛を思い起こさせるために。だがそれはとても危険なことだ…。

云鵬は楚天南からブルーアイスの研究を任せると言われた。パゴダはブルーアイスを任されるということはそれによる利益も全てお前のものになるということだと囁く。だが気を付けたほうがいい、ここ楚門会では一瞬で天国へ登ることもあれば地獄へ落ちることもある…。

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 ひどい警察だと思ったらやっぱり…。なんぼタイでも田舎でもそんな警察おらんわな。

Chaoyang's Ownd

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