「虎嘯龍吟」第三十二集

何晏は夜中に司馬懿と司馬師が城を出ていくところを見かけ、私兵を訓練してるのではと疑う。私兵の居場所を突き止めればそれで謀反の証拠となり始末できる。そして司馬懿を樊城へ救援に出すのも私兵の訓練に行けないようにするため。司馬懿が留守の間に何晏は司馬昭を完全に手中にして、彼の不満と野心を利用して父と兄を殺させようと言う。


仲達は子元にくれぐれも子上が暴走しないよう注意を払うよう言いつけて出征する。

何晏は次に曹爽の名声を高めるために蜀へ兵を出すことを勧める。しかし蜀方面こそは長年司馬懿が担当してきたところで兵達が言う事をきくかどうか…。だが何晏は夏侯玄を大将に、そして司馬昭を副将にすればいいと言う。ここで司馬昭に戦功を挙げさせれば彼が父や兄をも上回る力があると過信させるのも容易い…。


子元は弟が蜀へ出征すると知り反対するが義兄の夏侯玄はこれは曹家と司馬家が手を取り合うきっかけにできるし、いざとなれば自分が守ってやると言う。それでも心配な子元は汲布に頼み込んで30人の精鋭を借り弟の護衛につける。


曹爽はそれでも司馬昭に戦功を挙げさせることには賛成できなかったため戦場へ出ても司馬昭には軍営の防衛、つまり留守番を命じた。夏侯玄や郭淮ら歴戦の将士はあまりに私情の入った指揮を諌めるが曹爽は強引に押し通す。

そしてその夜、突然蜀軍が魏陣営を襲う。子上の間近に敵が迫るが兄がつけてくれた護衛が身を挺して彼を庇う。その護衛らの鮮やかな戦いぶりに子上も彼らがただ者ではないことに勘付く。

防衛線から離れた軍営に蜀軍が入って来れるわけがない、こいつらは蜀軍の服を着た偽物だ。曹爽の軍師の李勝を問い詰めるとしどろもどろになる。曹爽が自分を殺害しようと企んだに違いない…子上が護衛らを確認すると、一人が行方不明になっていると言う。


樊城の仲達は難なく呉軍を撃退したが、曹爽が蜀征伐へ子上を連れて行ったと知って子元に指示するため急いで侯吉を都へと走らせる。


昨晩生け捕りにした子上の護衛は頑として正体を吐かない。曹爽は彼らが司馬懿の私兵だと確信し、李勝に適当な理由をつけて逮捕しろと命じる。

兄がつけた護衛がおそらく父の私兵だと知った子上。今に曹爽が護衛らを捕えに来るだろう。だが護衛らは皆司馬家に忠誠を誓っており死をも厭わないと言う。誓いの手の傷を見せられた子上は彼らの意志を知り、決断を下す。

子上は自分の護衛らを皆大将軍の命令に逆らったとして処刑した。先手を打たれたと李勝は慌てるが、曹爽はやはり司馬昭が父に反発してる証拠だろうと言うのだった。

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かったるいなー。ちょっと飽きてきた。

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