「芈月伝」第七十五集

2017/10/16記

昭王からすると母は尊敬する父・恵文王をないがしろにしているようにしか見えない。腹の子が弟だとは認めないと頑なな態度をとり、太后の気持ちも察してやれと魏冉が懇々と言い聞かせる。 月日は流れ芈月は男児を出産。翟驪は大喜びで大きくなったら草原へ連れて帰り自分の後を継がせると言うが、芈月は草原へ連れて行くなんてとんでもないと不満そうだ。 秦楚の連横策に危機感を抱いた斉魏韓の三国が合縦し楚国を攻めようとする。芈月は楚国を助けるという名目で司馬錯に魏国を、芈戎に韓国を攻めさせ領土を取り戻す。翟驪と魏冉、白起が合同訓練した新しい騎馬隊で北戎と趙国を攻め領土を広げた。 次は楚国へ進むべき時だ。上庸の地を取り戻さねば。しかし現在の所楚国とは婚姻も結び同盟関係にある、攻め入るための堂々とした名目がない。しかし庸芮はその気になれば名目はつくれると言う。 楚国は暗君の懐王は南后・鄭袖の意のまま、屈原は辞職して去り佞臣・靳尚が朝廷を操っている。鄭袖は横太子を秦へ追い出してしまえば息子の子蘭公子がじきに太子になれるだろうと高をくくっていたのだが、靳尚はそう簡単なことではないと言う。横太子は平凡な公子だがこれといって失態もない、廃太子する理由がない。横太子が秦で騒ぎでも起こせばいいのにと言う鄭袖に、靳尚は一計を案じる。 黄歇が横太子と食事をとっていると酔った秦将校に絡まれた。相手が剣を抜いたため黄歇がかばって応戦する。そのどさくさの中一人の男が倒れた将校を刺殺し、その血に濡れた剣を横太子に握らせると「殺人だ!」と騒ぎ立てて逃げた。 * * * * * いつまでも歳とらないというか年齢不詳の鄭袖さん。わかりやすい悪女だけど、このしたたかさの見えるぶりっ子口調がスキ。 

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