「三分鐘」(2018年)
iPhoneでおなじみアップル社がCMのために制作したショートムービー。撮影は全てiPhone Xで行われているらしい。
あらすじ
シングルマザーで鉄道員である主人公はお正月(旧正月なので2月の今頃)も休むことはかなわない。だが列車が自宅の最寄駅に3分間だけ停車する。その間だけ幼い息子に会える…。
主人公の乗った列車が駅に近づいてきた。ホームの先頭に息子が立っているがこちらの姿に気づいていない。列車は駅に停車、帰省ラッシュでホームはごった返しており主人公は乗客の安全に注意しながら昇降の案内をするが時間は刻一刻と過ぎていくことに焦りの色は隠せない。
と、義妹が息子を抱えてきてくれた。久しぶりの再会に主人公は喜び息子を抱きしめるが、息子は神妙な面持ちになると突然九九を諳んじ始めた。義妹が言う「すみません、以前ちゃんと九九が覚えられなかったらお母さんに会えなくなっちゃうよって言ってしまって…。」息子は一所懸命九九を続ける。時間は迫る。出発20秒前、主人公は息子をしっかりと抱きしめると列車に乗り込んだ。ドアが閉まる。息子が9×9=81と最後まで言い終えた時、ちょうど3分が経ち列車は動き出した。(字幕がないので内容はほぼ推測。)
列車が駅に着いてから発車するまでがきっかり3分で、その前の状況の説明と後のしめくくりなどを合わせてトータル7分の作品。まぁ泣かせにきてるベタな話とはいえ、シンプルで良い。
・・・でもこのCM、多分iPhone Xならこんなムービーが簡単に作れるって点を推したいんだろうけど、クレジットで流れるスタッフの数の多い事多い事!結局はiPhone Xがあってもムービーは簡単には作れないって、逆の事を示してる。
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