「無証之罪」第二集

「無証之罪」第二集

厳良は署の隣の公園に運ばせた雪だるまに向かって何やら話しかけており同僚らは胡散臭そうに眺める。林奇は孫紅遠が事前に会った人物100余名について一人ひとり当たっていくしかないと考えていたが、厳良はその必要はないと言う。現場の写真を指し示し、犯人は被害者を抱えて運んだのではなく背負ったこと、そしてこの距離を三度も休んで運んでいることを指摘する。犯人は成人男性一人を背負うのに苦労する人物…小柄か病弱な人間または怪我を負ってる者だ。


キンパツは10万元で李華と話をつけてやると言ったらしい。郭羽が朱慧茹の代わりに10万元を持って行くと、キンパツは張兵アニキに頼んでやるという。張兵は金輝にも金を貸している有名な高利貸しだ。

後日朱慧茹の元にキンパツから李華との話し合いの場を設けると連絡があった。心配した郭羽は話し合いには自分も一緒についていってあげると朱慧茹に約束する。


孫紅遠は直前に徐添丁、通称キンパツという男と諍いを起こしていた事が分かった。厳良は己の人脈…いわゆる悪いお友達を呼んできてこのキンパツという男について訊くと、彼の手下があの事件の日にクラブでキンパツに会っていた。その際キンパツは頭に怪我をしており、孫紅遠をブチのめしたと話していたというのだ。

朱慧茹から今から李華と話し合うと連絡が入った。だがその李華は金弁護士と飲みに行って丁度今千鳥足で車に戻って来たところだ。キンパツが李華と会わせると言っているのは嘘だ!郭羽は慧茹に電話するが電波が届かない…。

朱慧茹はキンパツが指示した橋の下へ。李華はもうすぐ来ると言われ彼の車に乗り込む。

やっと電波の届くところへ来た郭羽のスマホに、慧茹が橋の下へ向かうとメッセージが入る。郭羽は車を置いて猛然と走り出す。

キンパツに襲われた朱慧茹は必死に抵抗し車の外へ逃げ出すがすぐに捕まった。念のために持ってきていた果物ナイフを取り出すがキンパツは刺せるものなら刺してみろと慧茹に馬乗りになってせせら笑う。その時、駆け付けた郭羽が氷塊でキンパツの後頭部を殴りつけた。キンパツは慧茹の上に覆いかぶさるように倒れる。慧茹は恐怖のあまりナイフを何度も何度も突き刺した。

二人は手を取り合って無事を確かめるが、振り返るとキンパツは血を流しわずかに痙攣した後動かなくなった。人を殺してしまった…慧茹はがくがくと震える。郭羽は彼女の手をとり今すぐ逃げろと言う。殺したのは自分だと、自分が身代わりになるからと。

「動くな!」その二人に、眼鏡の男がゆっくりと歩み寄る。


眼鏡の男は、もし望むならお前達を助けてやるという。そしてすぐに車の中からビールと食べ物を持ってこいと言う。郭羽は言われた通り車へ。そこでキンパツのショルダーを目にする。騙し取られた10万元を取り返そうと郭羽はショルダーを懐へ入れた…。

男はビールと食べ物はキンパツの傍らに置けと言う。そして氷塊で朱慧茹の足を打ってわざと怪我をさせ、郭羽に彼女を背負って大通りまで行き、薬屋へ行って薬を買えと指示する。

その後男は二人を車に乗せ、わざと遠回りをした後、とあるマンションへと連れて来た。

警察は一晩中キンパツの行方を追っていたが手がかりがつかめない。皆疲れ果てて居眠りをしていた翌朝未明に林奇の電話のベルが鳴る。

 * * * * * 

ふぉぉーー。 もえもえ、じゃない、じぁじぁちゃんマジ素晴らしい演技だなぁ。

この若い男の子も表情乏しいなと思ってたけど逆にリアルだ。

そして姚橹さんステキ…。随分とミステリアスな役ね。


伏線をきちんと伏線ですよーって分かりやすく提示してあって、全てを拾ってくとあらすじが大変なことになりそう。とりあえずショルダーの中身がメインの伏線で、最も謎な伏線は車の下に落ちたビールの缶。

Chaoyang's Ownd

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