「白夜追凶」第三十一集

「白夜追凶」第三十一集

数年前、劉長永が叶方舟をクビにしたのは、警察の内部調査で彼が反社会的勢力と関係を持っていると判明したからだった。その際に警察内部の腐敗分子を取り除ききっていなかったということだ…今彼らの手先がこの警察内部に潜り込み情報を彼らに流しているのは間違いなさそうだと局長は言う。

関宏峰(に扮した宏宇)は周巡と二人だけで話したいと言い趙馨誠と局長は席を外す。

周巡は彼が宏宇であるとひと目で見抜いていた。宏宇はかつての事件で兄が暗闇恐怖症になってしまったこと、自分たちを助けてくれる人間が何人かいることを明かす。周巡は深くは追求しなかったが身近な人こそ簡単に信じてはならないものだと忠告する。


関宏峰(に扮した宏宇)が署に戻ると周舒桐が呉征一家殺人事件の物証を取り出して改めて写真を撮っていた。それを返却したのを見届けた宏宇は管理室へ行ってさっき舒桐が物証を調べている時にコーヒーをこぼしていたと告げる。担当の管理人は驚いて箱を開けて調べる。その物証の中には血の付いたナイフや、被疑者の頭髪があることを宏宇は確認する。この頭髪は…。


宏宇は兄を屋上へ呼び出す。そしていきなり殴りつけた。事件の被疑者の頭髪は長かった、あれは俺の髪じゃない、もしDNAが俺と同じというのならそれはあんただ、あんたが呉征一家を殺ったんだろう!!

宏峰はゆっくり立ち上がると静かに言う、「もしその通りだと言ったら、お前はどうしたいんだ?」そして去って行った。


劉長永の殺害に使用された毒はわざわざ食品から抽出したものだと判明。関宏峰と周舒桐、趙茜は食品工場を回っていくが、ある工場に叶方舟の車が止まっているのを発見する。

中では叶方舟が工場長と思わしき男に銃を突き付けていた。舒桐は叶方舟に銃を向ける。方舟は劉長永を殺す気はなかったと彼女に釈明するが、舒桐はどちらにせよ自分の身近な人を傷つけようとしたことには違いないと憤る。暗闇の中を押して入って来た宏峰が後ろからつかみかかりその手から銃を

跳ね飛ばすが逆に方舟に押さえつけられた。だが舒桐が発砲したため方舟は逃げ出した。宏峰は自分に構わず奴を追いかけろと言う。

舒桐は暗闇の倉庫の中で方舟を探すが、隙を突かれ銃を奪われた。方舟は舒桐に銃を突きつけ、世の中の全てがはっきり黒か白とは限らないんだと突きつける。が、その時銃声がして方舟は口から血を吐いて崩れ落ちた。背後から何者かが撃ったのだ。その頃、発作で身動きの取れなくなっていた宏峰を韓彬が救出する。

どさくさにまぎれて工場長は逃げ出す。だが彼の前に韓彬が立ちはだかる。

 * * * * * 

えっあっそうなんだ、韓彬か。それは非常に納得するな、巧い。

そしてやっぱりこのドラマが面白いのは画面のカッコ良さだよなぁ~。こういうクールな構図!

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