「白夜追凶」第十九集
関宏宇は夜が明けても兄と交代するタイミングがない。捜査状況は高亜楠が隙を見て宏峰に電話で伝えた。
間もなく犯人…劉岩の幼馴染の男が自首してきた。懸賞金狙いで殺されることを恐れたようだ。任迪は犯人の死体を要求しているが彼を殺すわけにはいかない。宏宇は独断で任迪に犯人の男と郭朋の身柄を交換しようと提じた。その後は犯人を煮るなり焼くなり好きにしろ、と。任迪は郊外の廃墟を交換場所に指定する。
周巡らは警察の特殊部隊を連れて現場へ。宏宇が犯人の男を連れて任迪のいる屋上へと上がる。任迪は郭朋にナイフを突きつけるが、宏宇はもし弟が生きていたらお前が人殺しをすることは望まないはずだと任迪を説得する。そしてあの夜のことをはっきり思い出したと告げる。あの夜ラブホテルでは宏宇はすぐ寝てしまい任迪がイタズラ心で彼を全裸にしただけだったこと、その前にクラブを出た際にブランドの帽子を任波に被せたのは宏宇ではなく任迪だったこと…。そう告げられた任迪は泣き崩れる。
なんとか無事郭朋を取り戻し事件を解決に導いた宏宇を宏峰はうまくやったと褒めるが宏宇の表情は冴えない。今回捜査に対する自分の無力さを思い知らされたのだ。事件を捜査する能力、罪のない人間を救うための能力が欲しい、そう思ったのだと。宏峰はこの仕事をやってきて必ず事件を解決できたり人々を救えたわけではないと告げる。
安騰が一家殺害事件の目撃者であると関宏峰が知っていたと劉長永から聞かされた周巡。劉長永は周巡が漏らしたと考えているが周巡は全く別の可能性を考えていた…。周巡は関宏峰にとある事件の捜査で江州へ行ってもらうよう頼む。
安騰の正体は安廷という名の元軍人だと判明。安廷が所属していた軍は江州にほど近い南山だ。この機を利用し調べよう。宏峰は駅で弟と交替し彼に江州へと行ってもらう。関宏峰(に扮した宏宇)と共に江州へ行く周舒桐を見送りに彼女の学生時代の恋人で元警官の叶方舟が来ていた。宏宇は叶方舟が安騰と一緒にいたピアスの男であると気づく…。
関宏峰(に扮した宏宇)と周舒桐を見送り戻ろうとした周巡だが、その視界の端に帽子とマスク姿の関宏宇(に扮した宏峰)の姿を見る。急いで追いかけるが立体駐車場でその姿を見失ってしまった。周巡は駅周辺を封鎖させる。また周舒桐には関宏峰(に扮した宏宇)が誰かと連絡を取っていないか四六時中見張っておけと命じる。包囲網の中を周巡は何度も探し回るが未だ見つからない。と、自分の車をずっとつけて来ている不審な車に気づく。
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なんてゆうハラハラ…いやこんな所で主人公が捕まるわけはないとわかってるのに、なんてゆうハラハラ。
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