「白夜追凶」第十四集
崔虎はようやく警察署の出入口の監視カメラをハックした。周巡の車が出ていくのが見えたが、間もなく黒い帽子の男が入って来て、制止する警備員を射殺した!まさか王志革が!?宏宇は急いで署へ向かう。
署内に残っていた関宏峰の元に鑑識から連絡が。銃痕から王志革の撃った銃は二年前の伍玲玲が殉職した事件で紛失したものだと言うのだ。だがそこで電話は途切れてしまった。電波が届いていない、通信システムがダウンしたのか…?と、次の瞬間全ての明かりが消えた!暗闇に関宏峰の心拍数は一気に上がり手が震える…。
王志革の目撃情報がだんだん市外へ向かうのではなくなぜか戻ってきている。周巡は王志革の狙いが警察署だと気づき急ぎ戻る。
これは故意の停電だ、王志革が自分を狙って侵入したのでは…暗闇の中、関宏峰は必死に恐怖を堪えながら這って進む。だがその背後に王志革が近づいていた。ようやく高亜楠のいる法医実験室にたどり着いた宏峰はドアを封鎖させる。王志革は体当たりしてドアをこじ開けた。だがその時マスクと帽子をつけた宏宇がかけつけ王志革を蹴り飛ばした。宏宇に何度も殴りつけられた王志革は逃げて行った。宏峰は汗びっしょりでぐったりしている。宏宇は高亜楠にマスクを外して顔を見せ、早く兄を介抱してくれと叫ぶ。亜楠は突然現れた宏宇と宏峰を見比べて茫然とする。急ぎ解剖室のベッドに横たえる。外傷はなさそうだが呼吸が浅く危険な状態だ。宏峰が暗闇恐怖症でその発作が起こっていると知った亜楠は一時的な効果ではあるが鎮静剤を打つ。間もなく宏峰は目を覚ました。
去ろうとする宏宇を亜楠は抱きしめる。無理しないで、あなたは父親なんだから、と。実は先日関宏峰に渡した二枚の書類、一枚は呉征一家殺害事件の書類の10ページ目だが、もう一枚、それは宏峰が弟に見せまいと破ってトイレに流してしまったのだが、それは亜楠のお腹のエコー写真だったのだ…。
逃げる宏宇は駆けつけた周巡と鉢合わせした。激闘の末顔を見られてしまうが、周巡の手錠を奪って彼を拘束しなんとか逃亡した。
電源室へ向かった劉長永は腹を打たれて倒れている署員を発見し駆け寄るが、背後から銃を突き付けられた。王志革だった。王志革は劉長永を人質に取り副隊長室に立てこもった。周巡は特殊部隊の応援を要請し取り囲む。
王志革は劉長永に銃を向けながら呉征一家殺害事件のファイルを写真に撮りはじめた。そして全てを写真におさめると、ファイルに火を点けて燃やした…。
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これむちゃくちゃおもしろい回だったな。ハラハラしっぱなし!
やたら人ばっかり沢山出て来て何の意味があるんだろうと思ってたのがちゃんと有効活用されてきてて納得納得。
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