「白夜追凶」第九集

「白夜追凶」第九集

関宏峰はまだ準備中の昼間のバーへ立ち寄る。あのホステス・劉音が一人誕生祝のケーキに火を灯していた。彼女は斉衛東の事件で自首した退役軍人の脳死した娘から心臓を移植された、あの退役軍人は彼女の命の恩人なのだ。そして今日はあの軍人の誕生日なのだった。

劉音は先日関宏峰と彼の弟が倉庫の隅で互いの衣服を交換し着替えている所を見たと告げる。だが通報する気はないと言う。あなたは殺人者には見えないから、と。


関宏峰の暗闇恐怖症はだんだん酷くなっており、夕暮れが近くなると落ち着かなくなってきた。早めに弟と入れ替わるために劉音のバーを借りることに。宏峰は事件の詳細を得るために超小型通信機を宏宇の耳に仕込ませる。これでミーティングの内容も聞けるし、それに対して"関宏峰"としてどう発言すべきか弟に指示も出せる。

被害者の李地参と常艾艾は少し前に熱愛が発覚しネット上を騒がせたカップルだった。マスコミは警察署へ殺到し、現場に潜り込んだ記者が撮った写真が流出しネットで既に話題となってしまっている。さらに署内に関宏峰の姿があることから彼が規定に違反し弟の事件を捜査しているのではないかとの批判も上がっていた。周巡は激怒するが宏峰(に扮した宏宇)は漏れてしまった情報はどうすることもできない、ただ一刻も早く事件を解決することだけが世間の批判を避ける方法だと言う。

宏峰は過去に似たような事件が起きてないか調べることを提案する。同一犯の可能性もあるだろう。周巡らは徹夜で過去の記録を洗い4件の似たような事件を発見した。その内の一つ、海港区で起こった 事件を担当していた趙馨誠に応援を要請し翌日来てもらった。彼は有名な犯罪心理学者の息子で海港区署の顧問をしている韓彬を連れて来た。

早速事件のあらましを説明し車や遺留品、遺体を見てもらう。と、高亜楠が李地参の検死結果の書類だと言って袋を宏峰に渡す。「重大な事が書いてあるからあなたが先に見て」と。

トイレでその二枚の書類を見た宏峰は目を見開く…そしてその写真の載っている書類を細かく破るとトイレに流した。

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書類は李地参の検死結果ではなく、関宏宇の事件のファイルから高亜楠が抜き取った10ページ目らしい。事件の目撃者の証言が書いてあるんだと思う。手書きの字だし詳しくはわからないけど、カメラは「2016年2月13日の事件の目撃者」という部分にフォーカス してるから。

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