「白夜追凶」第八集
署に一人の男が自首してきた。それはバーの常連客である退役軍人で、彼はバーのホステスに暴力を振るった斉衛東に憤り、彼の後をつけてサバイバルナイフで切り付けたのだと言う。ただ懲らしめるためで致命傷にならないよう急所は避けたし、また誰にも発見されなければ本当に死んでしまうかもしれないので後から心配になって様子を見に戻って来たとも言う。そこで見たのは幼鶏が斉衛東に馬乗りになってナイフでとどめをさす所だったと…。
斉衛東が幼鶏に金を借りに行きiPhone7を買ったのは、娘にプレゼントするためだった。王輝が奪って売却したiPhone7とアップルの紙袋の中に残っていたメッセージカードは斉衛東の娘へと渡された。メッセージカードには「今まで迷惑をかけてすまなかった、これからはまっとうに生きて行こうと思う」と書かれていた…。
劉長永は周舒桐を呉征一家殺害事件の現場である廃マンションへ連れていく。ここで呉征と彼の妻子、それに老いた母親の5人が殺害された。残された指紋やDNA、目撃証言から犯人は関宏宇だと推定された。呉征は麻薬取引に関わっていたことが判明しており、関宏宇は彼の仲間で警察に証拠を掴まれた呉征を口封じのために消したのではないかというのが警察の見方だ。劉長永はあの関宏峰は絶対弟を匿っている、隊長を外されたにも関わらず他の事件の捜査だといって署に出入りするのは弟を救うために暗躍してるに違いないと決めつけ、周舒桐に彼に近づくのはやめろと言う。
関宏峰は弟が以前から幼鶏を知っており彼が麻薬取引をしている事や取引場所まで言い当てたことに衝撃を受け、お前も麻薬売買に関わっていたのかと追及する。だが宅配業者だった宏宇はこの仕事をしていれば顧客がいつも配送する場所は覚えるし当然推測はできると怒る。たとえ荷物の中身が麻薬だとわかっても配送するのが宅配業者の仕事だ!宏宇は警察だって相当酷いことをするくせにと昨夜周舒桐に危険が及んだことを指摘する。彼女は殺されてたかもしれない、それに、伍玲玲はなぜ死んだ!?そう突きつける。その名を出された宏峰は、警察官は皆、国民を守るために犠牲になってもいい覚悟で戦っているのだと弟を睨みつける。その時ドアを叩く音が。宏宇はすぐに身を隠す。やって来たのは周巡だった。
周巡は斉衛東の遺体から検出されたDNAのうちの一つが関宏宇のもので、彼がまだこの街に滞在していると告げる。だが宏峰はそれは自分のDNAだと言う。斉衛東を殴ったのは自分で、あの日バーで高亜楠と会っていたことがばれるとまたいらぬ疑惑を呼ぶし事件の捜査も混乱させると思って黙っていたと言い訳する。
廃マンションを出た劉長永は近くに泊まっている不審な車両を発見する。窓ガラスが割れており、中には血を流した半裸の男女がぐったりしていた。救急車が呼ばれたがすでに死亡しており遺体は検死に回された。
男はこの車の持ち主で有名タレントの李地参だった。すでにマスコミがかぎつけてきていた。周巡はレインコートを着て警察に紛れ込み現場を盗撮している女性記者を捕らえ連行する。
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このちまちまとした事件は正直どうでもいいし、だからどうでもいいオチがつけられてるようだ。
関宏宇が見つかっちゃうかも…っていうハラハラがめちゃくちゃ面白いな。バレそうでバレないっていう。
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