「三国機密」第十六集

郭嘉は筒から絵を取り出すが、そこには司馬懿や楊俊が描いたものとよく似た絵が多く、あとは特徴のない下手な絵ばかりだ。予想が外れて郭嘉は苦笑いする。楊平は一体どこへ消えたのだ?

その後郭嘉は何も言ってこない。おそらく仲達が絵に細工したに違いない。劉平はひとまず安堵する。そして今後どう郭嘉に対抗していくか楊修と策を練る。やはり司馬家に協力してもらうしかない。唐王妃が自ら連絡役を買って出た。


劉平は曹丕の見舞いの帰りに曹節に呼び止められた。曹節は陛下にいいものをあげるといって手を引く。曹節は人気のない庭へ来ると隠していた箱を持ってきた。中には市場で買って来たというお菓子や人形が。曹節は度々母の目を盗んで市場へ買い物に出かけるらしい。彼女らは母から無駄遣いを禁じられ、実は普段は着る物も食べる物も粗末なものだと言う。百姓らが苦しんでいるのに自分達だけが豪勢な暮らしをしていてはいけないというのが父・曹操の持論らしい。今母は兄につきっきりなので、何か欲しいものがあったら買ってきてあげると曹節は無邪気に言う。劉平は彼女にあるものを買ってきてほしいと耳打ちする。


楊彪が楊俊を連れて参内する。郭嘉の追及がさらに厳しくなると思われるため先に楊俊を故郷へ帰すことにしたのだ。故郷なら司馬家が守ってくれるだろう。楊俊は息子の無事を祈り去って行った。 

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劉平は本当に凡人で世間知らずの夢想家でダメダメなんだけど許しちゃうのは、やっぱカワイイからよねー。お芝居もいまひとつだけど許しちゃうのはカワイイからよねー。(正直「一枝梅」の時の方がのびのびしたお芝居でよかったぞ…。)

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