曹爽は早速兵を引き連れて宮殿へ乗り込む。そして太后に後宮へ戻るよう逼る。騒ぎを聞いて子元が駆け付け曹爽に剣を向ける。さらに夏侯玄が兵を連れ駆け付ける。夏侯玄は宮殿を守る者として太后に武力で逼り追い出そうとすることは絶対に許せないと告げ曹爽は裏切る気かと怒鳴るが、夏侯玄は魏国の臣下としての役目を忘れたのかと逆に言い返す。一触即発の事態に太后はもし後宮へ帰れというのなら二人の補臣が揃って提言すべきだと告げる。
報せを聞いた仲達はしかし、曹爽の言う通りにせよと返事を出す。眼を剥く子上にはこう言う、曹爽ごときはあの諸葛孔明に比べれば敵ではない、お前はたわいもない相手にプライドを捨てるという事を学ばねばならんのだ、と。
仲達は曹爽の元を訪れ、自分はもう老いたので爵位を息子の司馬師に譲りたいと言う。さらに司馬昭は才能に欠けるので何か文官の職を与えてほしいと申し出る。今更大将軍と争う気はなくただただ司馬家が生きていけるだけの禄が貰えればそれ以外は何も望まないと。曹爽は疑い、ならば長安の兵権を渡せと言うが、仲達は長安の兵はすでに郭淮と孫礼の二人が事実上握っており、兵権を取り戻すには彼らを替えるしかなく、それをすれば隙をつかれて蜀に攻められる恐れがあると答える。どうせ自宅は曹爽の家から丸見えだし長安へ使いを出せばすぐにわかる事、心配は無用だと告げる。曹爽は司馬師が弟に私兵をつけたことを指摘するが、仲達はあれは私兵でもなんでもなく江湖の剣侠を雇ったと聞いている、もし息子が私兵を隠している証拠でも見つかれば国法で厳重に処罰していただきたいと答えた。
その帰り道で仲達は密かに子元に、私兵を少しずつ下山させ城へ入れていくよう指示する。
夏侯徽は娘が嫁いでいくことに加えて曹家と司馬家の争いがいつか血を見る騒ぎになるのではと不安を募らせる。そしてどうか兄と戦うことだけは避けてほしいと夫に願う。子元は曹爽との戦いは避けられないが夏侯玄は正誤の判断がつく人であり曹爽の味方になることはないと信じていると答える。
親子で河へ遊びに出かけたその帰り、子元は市場の顔見知りの菓子売りから饅頭やカステラを購入する。お菓子なら家にもあるのにと夏侯徽は不思議に思う。実はその菓子売りは汲布の使い。子元はカステラの中から手紙を取り出す。だがその姿を密かに夏侯徽が見ていた…。
夏侯徽は久しぶりに娘を連れ実家へ遊びに行く。娘は従姉妹たちと楽しそうに遊ぶ。夏侯徽は兄に、どうか夫と戦う様なことはしないで欲しいと訴える。夏侯玄は司馬懿が本当に謀反を図っているのかと問うが、夏侯徽はそのような様子は見られないと答える。夏侯玄は夏侯家の使命として魏国を守らねばならないと言う。
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前作の時から夏侯玄がやけに善人顔だなぁと気にはなってた。ここでドラマを作るためだったのか。この人どこかしら若かりし頃の唐沢寿明に似てない?
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