魏知は入試と称して赫連錚に問題を出すが、赫連錚はやはり答えられず結局顧南衣に放り出された。そこへ寧弈がやってきて、後継者の名を書いた金の箱を預けることになったといって渡す。
金の箱を預かる事となった魏知は守り切れるだろうかと不安になり辛子硯に相談するが、彼は陛下の意図を汲めとそっけない。陛下の意図…皇帝は常家の勢力を抑えるために楚王を解き放ったという宗先生の言葉を魏知は思い出した。そういう事か…。魏知は金の箱を布でくるみ顧南衣に預け、同じ布でくるんだ同じ大きさの箱を自分の部屋に保管した。
韶寧公主から金の箱の中に書かれた名が楚王らしいと聞いた燕王は母の元へ行き、18年前の事件を蒸し返されないよう王才人を消すべきだと訴える。金の箱が魏知に預けられたことで皇帝が本気で常家を排除しようとしていると知った常貴妃も楽観的ではいられなくなった。もうすぐ皇帝の誕生日パーティが開かれる。常貴妃は韶寧公主に魏知を誕生パーティに誘うよう命じる。彼が出席している間に青溟書院へ行って箱の中身を見るのだ。
赫連錚の元に誕生パーティの招待状が届く。赫連錚は青溟書院へ行き、魏知に"鳳知微"として一緒に来いと言う。時同じくして韶寧公主がやってきて、魏知にやはり誕生パーティに来て欲しいと言う。
"魏知"と"鳳知微"が陛下の誕生パーティに誘われているらしいと知った寧澄はどうするつもしかと心配する。パーティには秋府の者も招待されているし魏知の正体がばれてしまうかもしれない。だが彼の心配をよそに寧弈は平然としている。
翌日、魏知を見かけた寧弈は彼女が血を吐く薬を飲んで仮病を使おうとしていることを知り、薬を奪うと彼女を思い切り蹴りつけ去っていった。通りかかった韶寧公主が駆け寄る。魏知は足を痛めたようなので誕生パーティには出られなさそうだと彼女に告げる。
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めずらしくコメディ部分の多い回だった。でも普通若者向けのテレビドラマってのはこれくらいの配分なもんだ。
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