「軍師連盟」第三十集

大喧嘩の声を聞いて今度は司馬昭(子上)がやってきた。父は床に這いつくばり母は仁王立ち…「父さん何やってるの?」「か、母さんが落とした簪を探してるんだよッ!」

子上もやはり父が浮気するわけがないと擁護し戻って行った。

絶対あの女とは何もなかったと言う仲達と、絶対に信じられない春華は激しい言い合いに。今度は侯吉がやってきて仲達を擁護するが二人の喧嘩は収まる気配はない。


その頃、子桓は仲達はどうなっただろうと侍従の阿翁に問う。仲達の妻は気性激しく武術に長けるというから、きっと彼は明日参内したら顔に青あざの花を作ってることでしょうと阿翁は答える。

翌朝早速仲達がやって来た、顔に青あざをつくって。そして陛下からの賜り物は到底受け取れないので完璧帰趙した(昔趙国の使者が璧という宝を隣国へ持って行き、傷一つつけることなく無事持ち帰った。柏霊筠には一切手を触れることなく帰ってきた、の意)と言う。子桓は聖旨を見たならなんで従わないのかと突っ込む。妻が怖くて孫権や劉備と戦えようか!しかし仲達はどーーーーぉしても無理と平伏したまま動かない。さすがに子桓も根負けして赦し帰らせる。


「九品官人法」が施行され尚書台には早速大勢の志ある者が試験を受けにやって来た。そこには鍾会や、あの下っ端役人・鄧艾の姿もあった。

鍾会が廷尉の息子だと自己紹介すると面接官の顔色が変わり、揉み手擦り手で慇懃に見送りまでする始末。鄧艾の番がやってきた。しかし彼は吃音症があり自己紹介すらうまくできない。いらついた面接官は彼を追い出した。

肩を落としとぼとぼと帰っていく鄧艾の姿を見た鍾会は、投げ捨てられた彼の書を拾い持ち帰る。


司馬府に柏霊筠が押しかけて来た。彼女とて陛下の命令で逆らうことはできないのだと言われ、仲達は困り果てて春華を説得に。柏氏はただの女ではなく子桓が自分を監視するためにつけたスパイなのだ、これを断れば異心有りと疑われる。子桓は今や皇帝、昔の友人とは違うのだ…。しかし春華は納得しない。仲達は彼女を司馬家に入れても彼女の部屋には行かない会わないことを約束すると言うが、春華はそんなこと不可能に決まっているし世間は司馬懿が妾を取ったと見るに違いないと言う。世間体と言うなら今の爵位で妾の一人や二人いてもおかしくないと言うと春華は妾なんて絶対に許せないと怒り、陛下が妾をくれるのなら私にも男妾をくれるべきだと返す。すると仲達も怒ってあの汲布を男妾に迎えたいのかと言ったのが春華の逆鱗に触れ白粉箱で思いっきり殴られた。

ここは司馬府、おれが主だ!仲達は白粉で真っ白になった顔のまま柏霊筠を屋敷に入れ西の離れへ案内する。彼女は陛下のスパイ、怒らせたらあることない事吹聴される恐れがある。仲達は侯吉に失礼のないよう世話するよう命ずる。ところが春華が子供たちを引き連れて乗り込んできた!春華や子上は剣を抜いて柏霊筠に突きつける。彼女を殺したら皇帝への謀叛を疑われ司馬家全員の首が飛ぶ!叔達や侯吉の制止で春華はやっと剣を下ろすが、仲達が勢いあまって柏氏の聡明さを見習えと言ってしまったため春華はまた激怒し仲達を追い回す…。

子元と子上は父の境遇を理解しながらも、妾を取らせて母を悲しませる皇帝に不満をのぞかせる。あの女が皇帝の目となって見張っているというのなら、それを逆手に取ればいい、子上は呟く。


鍾会は鄧艾の書にいたく感動する。これは素晴らしい屯田策だ。

その鄧艾は受験した事を同僚らにからかわれていた。お前なんかが選ばれるわけないだろうと。そこへ鍾会が"鄧先生"を訪ねてやってきた。

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ちょっとコメディシーンしつこいかな…。呉秀波はコメディの方が得意そうなだけに…。

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