2017/9/21記
恵文王は書を好む芈月を四方館へ連れて行ってやる。様々な国からやってきた学者が集う秦国一の学問の館だ。到るところで学者らがディスカッションしており芈月は興味津々だ。恵文王は芈月にたまになら遊びに来てもいいぞと言う。
黄歇は用事で宮殿へ行くと言う庸芮に頼み込んで一緒に連れて行ってもらう。行きかう小姓に芈月を知らないかと訊くが、八子の名を軽々しく呼ぶとは無礼だと怒られ結局何も得られず戻って来た。
楚威后が病で亡くなったとの報せ。王后と、そして威后の古くからの侍従であった玳瑁は悲嘆にくれ、威后の位牌を祀って喪に服す。孟昭氏など王后の付き添いも皆拝みに来たのに芈月だけが来ない。
芈月はもちろん威后の死を聞いていた。だが母を殺し大切な人を傷つけ自分を殺そうと何度も追い詰めた威后を弔う気にはなれないのだった。
公孫衍は義渠に貸した関牌が実は売却され今は庸芮が持っていると知る。王に真相がばれるのも時間の問題だ…ついに秦を離れる決心をした公孫衍は一般人に扮して咸陽を出る。すぐ先に待つ魏王の使者の車に乗って走り去ろうとするがすぐに樗里子率いる騎馬兵が追って来た。樗里子は公孫衍を捕えようとするがそれを追って来た穆監が止める。恵文王は公孫衍が秦を去ると聞いて餞別を贈るというのだ。その贈り物とは金銀財宝と、あの義渠に貸した関牌に他ならなかった…公孫衍は無言で拝礼し、そして去って行った。
公孫衍が逃げたと知って魏夫人は腹をくくり、親族である魏長使に息子の事を託す。
魏夫人の部屋を捜査官が訪れた。関牌を出すよう迫られ魏夫人はどこへしまったか忘れたととぼける。捜査官が部屋中を捜索すると、なんと関牌が出てきた。実は魏長使がこっそり自分の関牌を魏夫人の小物入れに忍ばせ、自ら身代わりとなることを選んだのだった。
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引き続き間延びの回。今になって魏夫人と魏長使の姉妹愛出されてもなぁ、はよ逝けとしか思わんよ視聴者は。
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